孤独のグルメ@gifその1
•井之頭五郎(いのがしら ごろう)
主人公。
喫煙者であり下戸(酒が一口も飲めない)。
輸入雑貨の貿易商を営んでおり、
自由な生き方を求めている。
そのためか自分の店を持つつもりも無く、結婚もしていない
(だが、昔は小雪(さゆき)という大女優の彼女がいた)。
五郎にとって食事とは、他人に構わず、社会や時間に捕らわれず、
ほんの一時自分勝手になって幸福を満たすことであり、癒やしでもある。
なので食事を邪魔されると店員に関節技(アームロック)をかけることも。
他にも
•食材がかぶることを激しく嫌うが、よくかぶらせてしまう(豚肉いためと豚汁等)
•関西的なノリは苦手
•自分が「これがいい」と思ったメニューに限って店にない
•和の甘いものに目がない
•ご飯が合う料理があるのにご飯がないと「残酷だ」とまで言う
など
普段着はほとんど背広姿で、自分の部屋でもネクタイを外さない。
Tシャツにジーンズというラフな格好もするが、
シャツの裾はジーンズに入れる。
意外に服の下は筋肉質。
その独特なセリフやシュールさが発売からしばらくしてネタになり、ネット上で火がついた。
イタリア・フランスでも翻訳して発売され、イタリアでは10万部が売れたらしい。
○特徴的なセリフ
「早くご飯こないかなぁ 焼き肉といったら白い飯だろうが」(焼肉屋で)
「うおォン、俺は人間火力発電所だ」(焼肉屋で)
「このワザとらしいメロン味!」(チェリオのメロン味を飲んだ後)
「モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で なんというか
救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで……」
(ハンバーグランチを食べている時に、店員がアルバイトに怒鳴っているのを見て)
など、特徴がありすぎるのか、よくネタにされる。
一度は完結したが、いまだに読み切りが描かれているため「不定期連載」となっている。