経歴
1979年― 日本人を父、ドイツ人を母としてドイツ・ボン市で生まれる。4歳よりチェロを始める。
1993年― 98年、ケルンでH.-C.シュヴァイカー教授に師事する。
1997年― アメリカ・インディアナ大学招聘留学。
1998年― 2004年、ベルリンで故B.ペルガメンシコフ教授に師事。
2004年― B.ペルガメンシコフ教授亡き後、T.ツィンマーマン(ビオラ)、A.ヴァイトハース(ヴァイオリン)の両女史に師事。現在ベルリン、ハンス・アイスラー音楽大学在籍。
石坂団十郎はこれまで、B.グリーンハウス、G.クールターク、M.プレスラー、アルバン・ベルク・クァルテット、アマデウス・クァルテット等にも師事し、強い音楽的刺激を受けている。
受賞歴
1992年― 第1回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)で、最年少ながら特別賞受賞。
1998年― カサド国際チェロ・コンクール(スペイン)優勝。
1999年― 第2回ルトスワフスキー国際チェロ・コンクール(ワルシャワ)優勝。同時にルトスワフスキー特別賞受賞。
2001年― ドイツ放送連盟主催、ミュンヘン国際音楽コンクール(ミュンヘン)第1位。
2002年― 第1回エマヌエル・フォイアーマン大賞コンクール(ベルリン) グランプリ受賞。同時にマックス・レーガー特別賞受賞。
2003年― 毎年、世界的な著名演奏家などの選考を受け(2003年は、ロストロポーヴィッチ、岩崎洸、グートマン、エッシェンバッハ、ゲルギエフ他)、今後世界的に活躍が最も期待されるアーティストに贈られる≪ヤングアーティスト・オブ・ザ・イヤー≫賞受賞。
演奏歴
石坂団十郎はドイツをはじめ、世界各国で演奏活動を続けている。ソロ奏者、室内楽奏者として、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ラインガウ音楽祭、ロッケンハウス音楽祭、エルサレム室内楽音楽祭、ザルツブルグ復活祭音楽祭、ベルリン芸術祭等、多数の国際的音楽祭に出演。
これまでG.クレーメル、T.ツィンマーマン、L.フォークト、M.-L.ノイネッカー、S.カム、K.- H.シュテフェンズ、M.トゥルコヴィッチ、安永徹、諏訪内晶子、樫本大進、東京ストリング・クァルテット等と共演し、オーケストラでは、バイエルン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ベルリン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、ウィーン交響楽団、ボルチモア交響楽団、シンガポール交響楽団等と共演している。2004年3月には日本デビューを飾り、NHK交響楽団、東京交響楽団、仙台フィル、アンサンブル金沢、名古屋フィルと共演し絶賛を博す。
また、2005年11月にソニー・クラシカルより発売されたデビューCD(メンデルスゾーン、ブリテン、フランクのソナタ3曲収録、マーティン・ヘルムヒェン/ピアノ)が各誌で賞賛を受けている。
http://
チェリスト チェロ オーケストラ ソリスト cello セロ