Maurice Maréchal
モーリス・マレシャル(Maurice Maréchal, 1892年10月3日 - 1964年4月19日)はフランス、ディジョン生まれのチェロ奏者。
地元の音楽院でチェロを習ったあと、1905年にパリ音楽院に入学し、1911年にプルミエ・プリを獲得して卒業した。1912年にコンセール・ラムルー管弦楽団の首席チェロ奏者の代理として入団し、間もなく首席チェロ奏者に昇格したが、すぐにソリストとして活躍するようになった。
1920年頃カザルスが不在の際には、カザルス・トリオにおけるチェロの代役としてティボーやコルトーと共演を重ねたという。1922年にはモーリス・ラヴェルの『ヴァイオリンとチェロのためのソナタ』の初演でチェロのパートを受け持っている。
1935年と1937年に来日し、日本コロムビアに小品集を録音している。
1942年に、ジェラール・エッキャンの後を継いでパリ音楽院のチェロ科教授に就任し、1963年までその任にあった。パリにて没。
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