フリッツ・ハンセン
だれもが一度は目にしたことがある代表的な作品としては、アルネ・ヤコブセンによる「アリンコチェア」(1952年)や「セブンチェア」(1955年)などが挙げられ、その製造技術の緻密さは、今日の工業化された製造手法のパイオニアであるだけに定評があります。
フリッツ・ハンセン社の創業は1872年まで溯ることができます。当初、曲げ木を得意とし、木材が描く優雅でしかもシャープな曲線で人々を魅了しましたが、20世紀を通じ、アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーをはじめ多くのデザイナーと提携し、近代的な北欧でのデザイン概念を定着させました。
すでに愛用されているかたや、これから愛用しようとしているかたの情報交換の場になればと思っています。
よろしくお願いいたします。
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