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クィディッチ

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詳細 2016年4月4日 23:30更新

「ルール」
公式ルールでは、7名の選手で構成されたチームが2チーム、計14名で対戦する。審判は主審1人と線審数人。競技場所は「ピッチ」と呼ばれる専用のものが使われる。反則は全てで700あるといわれている。

競技時間中に、クアッフルを相手チームのゴールに投げ入れて得点を競う(1ゴール10点)。ただし、スニッチを捕るとボーナス得点(150点)が得られる為、クアッフルによる得点が低くても、この得点差以内ならば逆転可能。

ゴールは各チームに3つずつあり、旗の先に輪を横向きに取り付けた虫取り網のような形をしている。公式ルールでは1883年に先端部分の形状が変更され、現在のような金属製の輪になった。

競技時間は何分とは定められておらず、「どちらかのチームのシーカーがスニッチを捕るまで」とされる。ただし、両チームのキャプテンの合意がある時はこの限りではない。過去には、1試合が3ヶ月も続いた例もあるらしい(交代選手を投入し、正選手は睡眠をとったという)。

つまり、点差が150点未満であればスニッチを捕まえたチームが勝つが、一方で点差が150点を超える場合は、負けているチームがスニッチを捕まえることは、戦略上はありえない(スニッチを捕まえるとその時点で負けが確定する)。

選手が競技場の境界線から外に出た場合、クアッフルは相手チームのものになる。

チームのキャプテンは、審判にタイムを要求することができる。
試合再開時に選手が戻ってこなければ、そのチームは失格となる。
試合が長引いた場合、タイムは延長されることがある。
競技中、選手は相手の悪質な悪戯などから身を守るために杖を携帯してもよい。
ただし、魔法を使って相手チームを攻撃したり、ボールに細工をしたりしてはいけない。

また非公式ルールではあるが、1チームをより少人数で構成したものが遊戯として存在する(ルールやポジションについて詳しくは明記されていない)。日本人的感覚で言えば、野球に対する三角ベースに該当するものと思われる。

選手は試合中に眼鏡を掛けていてもよい。

「反則」

反則は全部で700あるといわれているが、その完全なリストは公表されていない(公表してしまうと、選手が反則リストにない悪質なプレイを考え出す恐れがあるためらしい)。

以下に代表的な反則の例を示す。

ブラッギング
相手の箒の尾をつかむ。
ブラーティング
相手の箒の柄をつかむ。
ブラッチング
相手に衝突するつもりで飛ぶ。
コビング
相手に対する過度な肘の使用。
バンフィング
ビーターが観客席に向かってブラッジャーを打ち込み、試合を故意に中断させる。
フラッキング
ゴールを守るために体の一部をゴールの輪に入れる。
ハバーサッキング
クアッフルを持ったままゴールに手を入れる。
クアッフルポッキング
クアッフルに穴を開けるなど。
スニッチニップ
シーカー以外の選手がスニッチに触る。
スツージング
相手のスコア・エリアに2人以上のチェーサーが侵入する。(1884年禁止)

この他にも「相手の体や衣服を掴む」「相手選手や審判に呪いをかける」「凶器で相手を攻撃する」「吸血コウモリなどの危険な動物を相手にけしかける」なども反則になるらしい。

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