とにかくこのサイト見てBulovaの魅力を感じてほしいです。
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1870年、創立者ジョセフ・ブローバは19歳の時、現在のチェコ共和国にあるボヘミアから、溢れんばかりのチャンスに満ちた世界、マンハッタンへ移住しました。彼はマンハッタン南端部のメイデンレーンに宝飾店を開業し、その後、ニューヨークジュエリー街の中心部に「Jブローバ」と命名した宝飾店を開業しました。彼は自己の革新的かつ高い技術と芸術性で、同地域にいた何百人もの同業者に差をつけ、すぐに頭角を現しました。
技術力と隆盛を誇ったブローバ。それを衰退させたのは1969年末に発売された、セイコーのクオーツ時計でした。皮肉にも、自社の利益を守るため、音叉時計のパテントを積極的に公開しなかったことが、クオーツ時計の開発推進に拍車を掛けることになりました。さらに、デジタル時計の人気を甘く見たブローバは、スイスで製造するのムーブメントのコスト高も加え、とうとう1975年には赤字に、1976年には香港の会社に買収、さらに1979年にはアメリカの会社に買収され、その輝かしい歴史からは想像出来ないような不遇を味わいます。
当のアメリカ人にとってさえ、ブローバは過去のブランドとなってしまいました。2000年のブローバ125周年には、この記念を祝い、ニューヨークのジュリアーニ市長は4月10日を正式に「ブローバの日」に制定しましたが、それがブローバ復権の足がかりになることはありませんでした。
しかし2008年、ブローバに再びスポットライトが当たる日が訪れます。シチズンがブローバを買収、同時に1960年に一世を風靡したアキュトロン・スペースビューを復刻させると発表したのです。世界限定1000本で、2010年に販売された音叉ムーブメントのスペースビューは発売から僅かな期間で完売しました。さらに同時に世界戦略商品として、アキュトロンシリーズをラインナップ。日本にも5シリーズを発表し、ブローバのセカンドステージがこれから始まろうとしています。(HPより抜粋)