ありそうで意外となかったので作りました。
護送車がふっと横を通ると、
じかんが琥珀に閉じこめられたように止まってしまう人、
思わず手の力が抜けてティーカップを落としてしまう人、
接吻中の恋人の口唇を退けてでも食い入って見てしまう人、
是非。
隠蔽された、秘密の箱。
何が閉じこめられているのか、あの内部には。
あの車両の中に入れるのは選別された人。もしくは想像を超越した何者か。
誰でも入れるわけではないし、入りたいともたやすくは思いません。
が、そのミステリアスさ有り余る護送車に、つい好奇心とロマンを注いでしまう人。
また、単なる好奇心ではなく、無機的なフォームに真剣に造形美を感じる人。
いませんかね。
是非。
※ 新宿三越のジュンク堂で、護送車関連の書籍を探したら一冊だけありました。
専門書ではなく、公的な車両図鑑ぽいなものでしたが、けっこう役には立ちそう。