原題「ESSENTIAL KILLING」
邦題「エッセンシャル・キリング」
監督: イエジー・スコリモフスキ
脚本: エヴァ・ピャスコフスカ
製作: イエジー・スコリモフスキ、エヴァ・ピャスコフスカ
音楽: パヴェウ・ミキーティン
撮影: アダム・シコラ
美術: ヨアンナ・カチンスカ
編集: レーカ・レムヘニュイ
録音: ロバート・フラナガン
衣装: アンネ・ハムレ
出演: ヴィンセント・ギャロ
エマニュエル・セニエ
ザック・コーエン
イフタック・オフィア
ニコライ・クレーヴェ・ブロック
スティング・フローデ・ヘンリクセン
デヴィッド・F・プライス
トレイシー・スペンサー・シップ
クラウディア・カーカ
ダリユシュ・ユジュン
前作『アンナと過ごした4日間』で久々に復帰したポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督によるサバイバル・アクション。
アフガニスタンでアメリカ兵を殺害し、アメリカ軍に追われるアラブ兵の逃亡劇を83分間セリフなしで撮り上げた作品。
第67回ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞と最優秀男優賞を受賞した。
飢えと闘い、傷も負った極限状態で大自然の中を逃げ回る主人公を、顔の表情と肉体のみで表現したヴィンセント・ギャロの鬼気迫る演技は必見。
ストーリー:アフガニスタンの荒野を一人さまよっていたムハンマド(ヴィンセント・ギャロ)は、アメリカ軍に捕らえられる。
激しい尋問を受けた後、別の場所へ移送中に事故に遭いその混乱に乗じて彼は逃げ出す。
民間人を殺し車を奪い雪に閉ざされた深い森をやみくもに逃げ続けるムハンマドは、やがて森の中に一軒の家を見つける。