海外では、15年以上前から使用されていました潰瘍性大腸炎治療薬「アサコール」が、
日本でも、2010年より処方できるようになりました。
日本では 新しい潰瘍性大腸炎治療薬のコミュです。
潰瘍性大腸炎は、大腸に原因不明の潰瘍(キズ)が出来るために出血、下痢などを来す病気です。
日本でも食生活の欧米化(肉食、高カロリー、高脂肪)に伴い急増しています。
治療の中心的役割をする薬に「ペンタサ」があり、昨年12月から「ペンタサ」を改良した薬「アサコール」が日本でも認可され処方できるようになりました。
口から飲んだ薬が途中の胃、小腸で溶けずに大腸で溶けるように工夫(コーティーング)された薬が「アサコール」です。
潰瘍性大腸炎は病名から分かるようにキズが出来る場所が大腸ですので、大腸へ薬が届くことが大切です。口から飲んだ薬が途中で溶けず、大腸で溶けて大腸にだけ届く「アサコール」は理想的です。
新薬と聞けば副作用がないかも心配な点ですが、ペンタサの有効成分「メサラジン」は全く同じで、薬の溶け方だけを改良した薬が「アサコール」ですので、薬の副作用に関してはペンタサと変わりませんのでその点も安心です。
薬の成分は同じですので、「アサコール」は正確に言えば新薬とはなく改良薬です。
日本で新たに認可されたので取り扱い上は新薬ですが、“海外では15年以上前”から使われている古い薬です。
アサコールが認可され、“日本で使える潰瘍大腸炎治療薬が1つ増え、治療方法が増えたことは朗報”です。
これからアサコールを服用しようと思うUC患者さん、
アサコールを服用し始めているUC患者さん。
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