2011年3月11日
東北関東を中心とした記録的大地震、及び津波により多くの人が今も被害の渦中にいます。
飛騨高山として何かができないか…。
そう考え続けこのプロジェクトを立ち上げる事にしました。
飛騨高山に残された文化を、それぞれの視点でデザイン化(具現化)する事により、失われつつある伝統、芸術、そして何より高山の素晴らしさを復興させて行こうと。
このプロジェクトにより、今も被災地で頑張っていらっしゃる皆様への応援にもなるはずです。プロジェクトを通し義援金を送る事は勿論として、日本が復興していく過程をデザイン化することで、文化や芸術の再定義ができ、日本の素晴らしさを日本国内外で共有していく事ができる。
飛騨高山発のプロジェクトが日本復興のお手伝いができる。
被災地では多くの伝統的文化財が被害を受けました。
農業を始めとした食文化も、伝統的な建築物も工芸品も、大きなダメージの中、復興を目指されているのだと確信しています。その上で、私たち被災地外の人間は残された様々な文化を見直す義務があると思います。見直すとはつまり、もう一度考える事。何が素晴らしいのか、そして何故素晴らしいのか。そこではデザインという概念が共通言語になるはずです。
元気な私たちが日本をデザインしたい。復興をデザインしたい。そして、想いと希望を共有したい。
そんな気持ちを持った人間で、このプロジェクト、スタートします。