増山たづ子さん。
岐阜県揖斐川郡徳山村出身。
(現在は岐阜県揖斐川町)
徳山ダムの底に沈んでしまった徳山村に生まれ、夫の帰りを待ちつづけて写真を撮りつづけた女性カメラマン
太平洋戦争に行ってしまった夫…。戦争が終わっても帰ってはこなかった。でも帰りを信じて待ちづづけていたたづ子さん。
帰りを待つ傍ら、徳山ダムの建設が決まったため、徳山村がいつか無くなってしまう。
しかし、夫が帰って来た時には徳山村の風景・村の様子を見せてあげたい…という想いからカメラを手に持ちました。
カメラを初めて手に持ったのは60歳の時。
最初は、フィルムの入れ方もわからず…。しかし、夫の帰りを信じてシャッターを押しつづけました。
そんな増山たづ子さんのような素敵な想いを持ってカメラを持つ事の素晴らしさを、このコミュニティーでも広げていきたいと思います。