昨年、リル・ウェイン(Lil Wayne)率いるYoung Moneyと契約、クルーアルバムのみならず、ザ・ゲーム(the Game)やリュダクリス(Ludacris)、マライア・キャリー(Mariah Carey)をはじめとするトップアーティストたちの楽曲に次々に客演するなど大躍進中の新鋭女性ラッパー、ニッキー・ミナージ(Nicki Minaj)。これまで客演で脚光を浴びている彼女が、ついにデビュー作の準備を始めたようだ。
昨年末から「オファーが殺到して長くツアーをしていたから今後数カ月はアルバム制作のために時間をつくりたいの」と漏らしていたニッキーだが、ようやくショーン・ギャレット(Sean Garrett)が手がけた"Massive Attack"をファーストシングルに決め、他にもカニエ・ウェスト(Kanye West)、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)といった超大物プロデューサーを指名。一方で「新人も起用したいから、みんなからトラックを受け付けるわ」とも語っている。
‘Young Moneyのファーストレディ’として注目度の高まるニッキー・ミナージだが、大御所ラッパー ジェイ・Z(Jay-Z)の「彼女は魅力的だ」とのお褒めの言葉には「彼はヒップホップの伝説のような人よ。私のことを知っていたの? でも本来の私のスタイルも認めてもらえるかしら」と喜びとを隠しきれなかったとか。