Hebrew letter ギメル 駱駝 3
Astrology 月
Path ケテル=ティファレト
Secret name 銀の星の女司祭
【カードの意味】感受性
Positive 純粋 直観 処女性 サイキック・パワー 瞑想 殻を破る 秘教的な知恵 音楽や芸術の才能
Negative 情熱に流される 頑固 ディスコミュニケーション
このカードに描かれた女司祭は古典的タロットに描かれていた女教皇ではない。異教の女司祭であり、秘教の祭司である。女司祭のカードは何よりも月を象徴し、ここに描かれているのはアルテミスでありイシスである。永遠の処女である彼女は光のベールだけをまとっているが、それでもベールを被ったイシスである。
魔導師の札が活発なコミュニケーションを意味していたとすれば、女司祭の札は閉じられた瞑想的な秘教の知恵を表す。月のシンボルによって、彼女は直観や霊感に優れてはいるが、その霊感は秘教の知識に裏打ちされている。女司祭の札が配置されるパスはケテルからティファレトに向かうパスであり、ケテルからの第三の流出であると同時に、ティファレトの位階に達した達人達を一気にケテルまでのぼらせる径でもある。そしてその径の背後には知識を意味する隠されたセフィラー、ダートがある。故に女司祭は直観や霊感だけでなく知識をも象徴するのである。
彼女の上半身は天空からの啓示を受け取るアンテナのように開かれており、下半身はどっしりしていて、受け取った啓示を更に下方に向かって流出させる光の流れを作っている。膝の上には猟師でもあるアルテミスの弓が置かれていて、この弓は同時に楽器でもある。しかるに女司祭の札は音楽やその他の芸術への理解、才能を示す事もある。
カードの前面にある種の鞘や果実、花は啓示の現実的な顕現を示し、クリスタルはそれらの知的な結晶である。対応するヘブライ文字ギメルの意味するところは駱駝であり、カードに描かれた駱駝は受け取った啓示を砂漠の大海を押し渡って運ぶ船である。女司祭の受けた啓示は秘教的な秘密の伝授に関わるので、品位が悪いとディスコミュニケーションや孤独を意味する場合がある。また象徴する月の満ち欠けと同様、感情に流されやすい側面もある。
[関連コミュニティー]
●0 The fool
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●I The Magus
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●II The Priestes
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●III The Empress
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●IV The Emperor
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●V Hierophant
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●IV The Chariot
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●VIII Adjustment
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●IX The Hermit
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●X Fortune
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●XI Lust
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●XII The Hanged man
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●XIV Art
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●XV The Devil
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●XVI The Tower
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●XVII The Star
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●XVIII The Moon
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●XIX The Sun
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●XX The Aeon
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●XXI The Universe
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