アルの作品の中でも過小評価され過ぎてる作品。
アルとマルトケラーの素晴らしい演技。
アンリドカエの美しい撮影。
そしてデイブグルーシンの哀しい音楽。
いまだに日本ではDVD発売されていません。
F1レーサーのボビーと難病のリリアン。「死」を覚悟しながらも、その時をただじっと待っているのではなく、その時が来るまでの「生きる」力強さをお互いに感じとり、惹かれ合ったのではないでしょうか。二人の束の間の幸せは、お互いが一日一日「今日が最後かもしれない」と思いがあるからでしょうか、輝いて見えました。最期を看取る者、看取られる者の姿は二人ならではのもので、静かな様子にとてつもない悲しみを感じました。静かなパチーノもまた素晴らしいです。
困ったときには