ローレンス・スターンをこよなく愛する人のためのコミュニティです。
代表作『紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見』は主人公トリストラムの受胎から物語が始まりますが、第三巻でようやく誕生、第六巻で半ズボンをはく、といった具合で彼の生涯やら意見はいっこうに語られず、代わりに父親と叔父トウビーの模擬戦争で埋め尽くされるという、18世紀前半でほぼ確立されたイギリス小説の定型を完全に無視した破天荒な作品です。
これで作者の本業は司祭というのですからあきれたものです。
ディドロやダランベールと交流があったというのもおもしろいですよね。
『運命論者ジャックとその主人』も傑作です。
ブレッソンの映画『ブーローニュの森の貴婦人たち』も必見です(ちょっとユーモアに欠けますけど笑)
スターンが好きな方、
まだ読んだことないけど気になる方、
いろいろ変奏されてる『ジャックとその主人』がお好きな方、
朱牟田夏雄さんの訳が好きな方、
旅に出ると感傷的になってしまう方、
どなたもお気軽にいらしてください。
それにしてもwikiに載っていたスターンの肖像画があまりにイケメンなのにうけました、こんな顔だったんですね?
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困ったときには