この曲のコミュニティーが無かったのに驚きました…とてもいい曲なのに何故でしょうか?
基本的な内容は、
失恋の傷がまだ癒えないけれど、何とか前に向かおうと自分に言い聞かせる気持ちを歌った作品だと解釈しています。
音楽の聴き方は自由ですが、私はいくつかのポイントに着目してこの曲を聴いています。
?歌詞にある前向きな結論とは対称的に、一方でまだ前に向くことのできない心情を持っていること。歌詞の中にもそのような心情描写はあり、メロディーラインからも感覚的に読み取ることができます。
?そのような喪失感の中でも、筆者は失恋をどう考え解決すれば良いのかをわかっていること。これは一般論としての前向きな解決方法を理解しているということです。
?しかしそういった一般論に少しの疑問を投げかけていること。どこか第三者的に、『前向きさ』とは一定の距離を置いて歌われている部分が随所に見受けられるからです。
?それでも最終的には現状から踏み出すことが目的であること。
つまり、失恋で癒えない気持ちを処理する為に、あまり信用をしていない一般論も今は頼りにしながら、何とか上を向いて自分を歩かすしかない。
失恋の解決に向けるスキマさん独特の表現の曲だと私は思いました。
また、違った解釈もあるかと思います。
能書きを垂れましたが、作品の歌詞を是非どうぞ。
『太陽』
作詞:大橋卓弥/常田真太郎
作曲:大橋卓弥/常田真太郎
雨に打たれている木の葉のように僕は
ただ押し寄せる日々にじっと耐えてるだけ
浴びせられている言葉のナイフもまた
僕の身体を貫いていく
何か一つ成し遂げたらそこから変わってくんだろう
その勇気を
そう、勇気を
小さな地図を広げ必死で探してみよう
光の行方を 僕の行く末を
人には与えられた使命があるというけど
そういうもの?
そう、勇気を
その意味を
未来思い浮かべ 夢を絵にして描く
そうすることで あの日々を捨て
今日くらい乗り越えて見せるのさ
雨に打たれている木の葉のままではきっと
太陽の光 降り注ぐことはない
まずは一歩を前に踏み出してみよう
共感する方おられませんか?
困ったときには