引き裂かれた愛
それでも変わらずして存在する無慈悲なまでの柵
人と人との関係は根絶することはできない
瞬く間に広がる夜空の星達に何度寝返りを打ったことか
人肌を求めるがあまりの門前払い
傷つき合い 築き合い
なにを私達は手にしたのだろう 哀しく灯る 蝋燭の火ももう消えて 朝日は登った 1日は始まらない 終わることもない 終止符は殺那的なものでしかない
肉体的なSEXも 情愛的なSEXも 紙一重 個人的な事柄でしかない 第三者の認識はSEXでしかない 意味を求める意味 は求められない 境界線は引かれた
しかし 曖昧なものである
自分の物語上からなる空想の線でしかない また 社会的ルールによる 線でしかない この線でしかない 男と女の境界線は水平線ではない 肉体も心もまた然り
なにをしたところで
なにを思ったところで
越えられない線でしかない越えられる線でしかない
ガラスにうっすらと浮かぶ曖昧な顔
それはあるようでない 本質的な自分ではない 仮想的な自分に出会うための入り口 鼓動なき世界を視察すると 人は 人間をもつ
困ったときには