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*劇団概要
慶應義塾大学在学中の酒井一途を中心に、2010年旗揚げ。
現代社会における深刻な問題を、笑いや涙、カタルシスと共に提示することを目的とする。強い物語性がありつつも、思想哲学や生命倫理といった人物の内面世界をも深く描き出す。現実世界に生きることへの希望を確かに感じられる作品創りを心懸けており、世に蔓延る暗くグロテスクな芝居郡とは一線を画する。
「ミーム」とは、人の心から他者の心へと伝染し、進化していく文化の遺伝情報のこと。遺伝子ジーン(gene)が生物的に人の身体を形成していくのに対し、意伝子ミーム(meme)は文化的に人の精神を形作っていく存在となる。私たちの脈打つ心臓から送り出されたミームが、お客さまの心に問題意識の欠片として蒔かれ、多様な姿形をして育っていくことを願い、劇団名とした。
主宰:酒井一途
現在十八歳。自身の興味分野である思想哲学や精神病理、生命倫理を根底に扱った作品を書く。高校の頃より新進気鋭の小劇場劇団DULL-COLORED POP主宰・谷賢一氏のもと演出助手となり、演劇の現場を経験。数多の若手演劇人と交流を持つことで大きな刺激を受ける。
高校三年夏、処女戯曲『ブランク』を演出。高校校舎内での上演ながら、女子学生への強姦未遂で逮捕される大学教授を主人公に、冤罪を簡単に作り出してしまう司法への欺瞞や、メディアに振り回される大衆の姿を描いた。
今年春の卒業公演では学外の小屋(学芸大学・千本桜ホール)を借り、二作目『ケージ』を演出。現実主義的・保守的傾向の強い現代の若者と、理想主義的・革命的傾向の強い全共闘時代の若者との邂逅から、「現実とは理想とは」という若者が通らねばならない問題を追及。全公演満員の273名動員、高校演劇にしてCoRich!舞台芸術注目公演ランクインを達成した。
*次回公演
第2回公演【ケージ】
2011年8月4日(木)〜7日(日) @池袋シアターグリーン BASE THEATER
シアターグリーン学生芸術祭Vol.5参加作品
作・演出:酒井一途
出演:中田暁良 / 笹木皓太(創像工房in front of.) / 毛利悟巳
朝戸佑飛 / 池田周大(慶應義塾演劇研究会) / 小林依通子
――自分を認めれば、世界を違う目で見られるようになるんだよ。
それって、世界に革命を起こすんじゃない?
『ケージ』は現実と理想の闘いの物語である。
現実を諦観し、理想を夢見ない若者に僕は危惧を抱いている。
しかしながら現実の伴わない理想では、何事をも為し得ないこともわかっている。
肝要なのは、そのことを理解した上でいかに思考し行動するかだ。
答えの出る問題じゃない。私たちは生きている限り、闘い続けなくてはならない。
いつの日かその必死の生を振り返り、己に恥じぬ生き方であったろうか、自問自答する。
その時に、ある理想地点へと到達することができていればいい。
十七歳の時に理想を胸に刻み、この作品を執筆した。
そして十九歳になった現在、再演の必要性に駆られた。
それは過去を呑み込み、また新たな一歩を踏み出すため。
何より未来こそが過去を支配するべきものなのだ。
さあ、果たして今の僕は、二年前の僕が理想とした地点に立てているだろうか。
どうだい、二年前の僕?
作・演出 酒井一途
アフタートーク開催決定いたしました!
4日(木)19:30の回 保坂展人氏(世田谷区長)
6日(土)16:00の回 松枝佳紀氏(「日本の問題」企画者)
※各公演終了後、30分前後のトークを予定しております。
音楽:酒本信太 / 照明:山崎佳代 / 照明協力:森田三郎 / 音響:佐藤大志 / 舞台美術:加藤藍子
宣伝美術:KOTA OZAWA / 宣伝写真:奥山由之
舞台監督:垣内佐知 / 大道具製作:高木宏昌 / 演出補:有吉宣人 / 当日運営:丸山立
企画・製作:ミームの心臓
協力(敬称略・五十音順):
アリー・エンターテイメント 演劇ぶっく Confetti 慶應義塾演劇研究会
CoRich舞台芸術! シアターガイド シアターグリーン 創像工房in front of.
臼田典生(ショービズプランニング) 齋藤浩樹 志村祥瑚 松本大介
*過去公演
・旗揚げ公演『ヴィジョン』
作・演出:酒井一途
2010年9月1日(水)-6日(月)
@神楽坂die pratze
【出演】
令奈
中田暁良
小池惟紀
有吉宣人
手塚剛
毛利悟巳
深谷心(月猿人)
*問い合わせ
info@heart-meme.com
困ったときには