2012.08.24(FRI)
SURVIVAL DANCE presents Clockwork Orange @ WOMB
LINE UP:
SATOSHI OTSUKI
KIKIORIX
TAKUYA
OPENING:
HARRY (AND SOUNDZ)
VJ:
VJ NAKAICHI
LIGHTING & LASER:
SAITO
VIP LOUNGE:
YOSA (Resopal/Dirt Crew)
NEWDEAL × MYSS
SHINTARO.D (MARTES)
RYO NAKAYAMA (MODER)
SHOOTING ROOM:
YUKI (DuenDe/EAT ME)
TINY (ProFounD MinD)
HITOMI (Line)
DIAMOND LOUNGE:
loud one (brau/Resopal schallware)
TOMOYUKI YASUDA (JMC/WAVE MUSIC NYC)
Daia Taguchi (Real Grooves)
MURAKI YUSUKE (Weekend Warriorz/MONSTAR)
VIVa (Aerial7/Pull-in/STEPART)
PHOTO SHOOTING:
STRO!ROBO
BODY PAINT:
Little k
DECORATION:
BrownDoor
OPEN 23:00
DOOR 3500YEN / WITH FLYER 3000YEN / MEMBER 2500YEN / オレンジ色の物着用の方 2500YEN
私たちは21世紀という高度社会文明の中で暮らしている。
文明とは我々個々の外側に作りだされた仕組みの様なもので、人間が集団で暮らす中で、私たちを豊かにし、便利にし、快適に暮らす為に作られた。
そしてそれは現代社会において、常に更新され、効率と利益を生みだすものとされ信奉されてきた。
私たちは文明に依存して生活しているし、その利便性は今後も追求され、そこから逃れることは出来ないだろう。
しかし私たちに豊かさと利益をもたらすと信じられてきた、その文明至上主義ともいうべきものの実態は果たして本当に幸福をもたらしているのだろうか。
これまでの歴史を見ても、文明は時として我々を裏切り、傷つけ、私たちを危機に陥れる。
昨年3月に起きた東日本大震災と原発事故を見てもまるで映し鏡のようにそれは私たちに伝えているのではないだろうか。
繰り返しになるが、それでも私たちは文明に依存し、その利便性は今後も追求され、そこから逃れることは出来ないだろう。
これは文明を手に入れた私たち人間にとって宿命の様なものであるかもしれない。
しかし私たちが叡智を結集し築き上げてきたものは文明だけではないのではないではないだろうか。
私たちは文明と共に様々な文化を築き上げてきた。
文化とは私たち人間の内側から生まれ育ててきたものである。
そしてそれは私たちの生活を支え、生命を守ってきた存在でもあり、土地に根ざし、風土に寄り添い、人々の自由な発想と歴史の中で育まれてきたものだ。
文明から逃れられない私たちであるからこそ、文化の持つ重要な役割や意味を今こそ問い直すべきなのではないだろうか。
私は前回のSURVIVAL DANCEの紹介文の中で、現在の日本で我々が作るパーティーはどのような意義があり、どのような意味を持つのか。そして私たちは音楽やパーティーを通じて何を伝え、何を表現しているのかについて語った。
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それはすなわち、文明の中においての文化としてパーティーの持つ重要性を訴えることにも通じるのだ。
ダンスミュージックやパーティーの歴史はまだ浅く、文化として誰しもに認められるものとしてはまだ発展途上である。
わずか数十年の間に生まれ発展してきたこの文化はまだ小さく、この文化を愛する人々は限られたものと言われるかもしれない。
しかし文化は必ずしも全ての人の為にあるという必要もまたないというのも事実であり、小さなコミュニティで生まれ育まれたものが次第に多くの人にとって大きな意味を持つようなこともあるのではないだろうか。
それを信じてこの文化をより良きものへと発展させるために奮闘している者たちがいる。
そんな信頼すべき仲間の一つがまさにSURVIVAL DANCEである。
SURVIVAL DANCEは自分たちのパーティーの素晴らしさをより多くの人に理解し楽しんでもらうために、パーティーの持つ魅力を最大限に活かそうと様々な工夫や努力を重ね成長してきた。
そしてそれは彼らの意思が少しずつではあるが確実に文化として人々に受け入られてきているのを強く感じる。
2010年の8月にスタートしてから今回のパーティーでちょうどまる二年を数えることになる。
この二年間の彼らの軌跡と成果を噛み締めながら今回のパーティーを共に楽しむことにしようと思う。
そしてこれからも私たちが育むこの文化がより多くの人にとって大切な文化となるために彼らと共に歩んでいこうと思う。
TEXT BY ARAKI YASUHIRO
SATOSHI OTSUKI、KIKIORIX、TAKUYA の3人が主宰し、シーンでの生き残りをかけて繰り広げる熱狂を生みだすべくスタートした SURVIVAL DANCE。パーティー本来の持つ“楽しさ”を追求する彼らが2012年のテーマとして「色・カラー」を掲げ、様々な提案を投げかけている。既に行われた 今年二回のパーティーでは、「イエロー」「ブルー」をテーマカラーとしてパーティーを大いに賑わせた。そして、SURVIVAL DANCE presents Clockwork Orange と題された8月のパーティーでは「オレンジ」をテーマカラーとして、フォトシューティングを始め今回も SURVIVAL DANCE ならではの演出や PR 展開が用意されている。 まさに真夏に相応しい、パッション溢れるカラーである「オレンジ」が SURVIVAL DANCE を熱く彩る。
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