「東北画は可能か?」
東北芸術工科大学の新チュートリアル「東北画は可能か?」のコミュニティです。
東北というキーワードに何故か惹かれてしまうアナタ!
なんかよくわからないけど面白そうというそこの貴方!
興味のある方はどしどし参加してください〜〜☆☆
↓以下、東北画@アートスペース羅針盤のフライヤーより抜粋。
「東北画は可能か?」というタイトルの展覧会を実現させたいと考えている。展覧会名が疑問型であるということは私にとって大事なことであり、下手するとそれはまったくもって不可能であったという結論に落ち着くことが真っ当であり、東北画は可能であった!という大団円を迎える方がうさんくさく感じられるようなものかもしれない。なぜならこの展覧会は、絵を描かぬキュレーターが「東北画」をキーワードにして独断的に作家をピックアップするような企画展ではない。作家自らが主導となり、あえて「東北画」という、あるのかないのかよくわからない地域設定を念頭におきながら、絵画を描き上げようという本末転倒した企てなのだから。
私は何も知らないし、何も経験できていない。でも私は「描く」ことと「問う」ことを選んだ。「日本」と呼ばれ「東北」と呼ばれる世界に向かって想像の触手を伸ばすこと、グローバリズムであり、映像文化でありにメチャクチャに破壊されたこの私のイメージスケールをさらに拡張させること。
そう、「東北画」はまったくもって不可能かもしれない。
でもやるんだよ。
三瀬夏之介 2009年 夏
困ったときには