京都の伝統工芸の一つ、『西陣織』は窮しています。
この状態では5年ほどで西陣織というものがなくなる可能性があります。
この状況を打破するためには、何をしたら良いか?
着物関係者や織物関係者の皆さん、是非討論いたしましょう!
もちろんユーザーさんからの意見もききたいです!
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自己紹介
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雑談
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今までの感想。 (2010/06/06)
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西陣織の様々な問題
力織機の問題 --->
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ジャカードの問題--->
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CGSジャカードフォーマットの問題 --->
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産地偽装?の問題 --->
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手機の問題 --->
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流通の問題 --->
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工賃の問題 --->
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具体例
その1---
最盛期(今から4、50年前の頃)には3,000台程あった力織機が、
今現在、京都西陣にある力織機は250台と言われていて
そのうち稼働しているのは、その半分といわれています。
その2---
西陣織の要の力織機の上に乗っているジャカード。
紋織をするために絶対必要なものですが、
ジャカードの絶対いる部品、縦針と横針はもうすでに作っていない。
昔の作りのジャカードは壊れたらもうおわり。
電子ジャカードはあるけど高いため、
高齢化の織物業界には設備投資をする余力はない。。。
その3---
若い人が織職人として入ってきても薄給で続けていけない。。。
今の現役の職人が60代、70代、で年金もらいながら仕事を受けるので、
小遣い程度で十分らしい。。。
その工賃とあわせられても、若い人にはやっていけない。。。
織物が好きな人しか続けていけない。
ボランティア状態だ。。。
その4---
西陣織といっても、今西陣で織られていないものが多い。
40,50年ほど前から西陣の下請けで始まった『丹後』や『桐生』での生産。。。
20年ほど前から織物会社大手の主導で始まった中国での生産。。。
ナニを持って西陣織なんでしょうか?
証紙だけ貼ればどんなもんでも西陣織なんでしょうかね。。。
これって産地偽装?!
その5---
そういったものを流通にのると20倍以上の値段になるのはなぜでしょう?
1万円が20万円、2万円が40万円、3万円が60万円、5万円が100万円!
せめて、倍位にして欲しいもんです。。。
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まだまだありますが、着物業界全体の縮図の一つだと思います。
地方地方でそれぞれの苦労もあると思いますが、
声を大にして言っていかないと何も変わらないとおもって、
ただの着物好きの方が引きそうなことも結構書いています。。。f(^一^;)
困ったときには