- 詳細 2021年12月20日 02:07更新
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最近、イタリアは国民投票によって「反原発」を確立しました。
日本憲法は最初から「国民の合意」「総意」「WILL」にこだわっています。GHQは日本の伝統的支配系統を利用するため、同じ枢軸国で起きていることを言明しませんでした。
イタリアは1946年時点でも「王制」を問う国民投票を経て、王権を拒否したのです。
そして、わたくしたちは現行憲法をより民主的に解釈しています。
当初このコミュは日本亡命市民ネットという名前で始めました。基本的にはスペイン市民戦争の際の亡命スペイン人がメキシコに「スペイン共和国政府」を打ち立てたことをヒントにしています。
日本語を使う「亡命者のネット」ですので、海外に限らず、自宅の物置や公衆便所に拠点を持つ場合も参加可能です。点と線によるコミュニティは、特に亡命ドイツ人のあいだにいくつか誕生しています。
改めて「亡命市民ネット」という名前にします。１８歳からの投票権を持つ国民投票法が成立してからも、国内は不穏な反動勢力の影響下にあります。まさしく亡命の季節が到来しています。
以下の文章は一週間以内に書き改めます。
しかるに、このたびコミュの名前を変更しますのは、現時点の「統合失調症」的な日本の現在の体制に非常な危機感を覚えるからです。近接隣国への被害妄想的反応と米国との関係における繕いごっこ、ロシアへの奇妙な友好的態度による南方領土と北方領土への奇妙な格差、国内の産業の弱体化と産業自体の軍事化に拍車をかける政権とサラリーマン的組織偏重な世界観。小泉以来広範な問題となっている雇用関係の低劣化と経済格差の拡大。フクシマ以降の世界を生きている当国でありながら、むしろドイツやフランスのほうが福島報道では一歩先を行っているというお粗末な有力メディアの報道姿勢および大本営化、、等々。わたくしたちはある意味では流浪の亡命者になってしまいました。
千葉に住む友人の奥さんは3月11日以降の状況から鼻血を頻繁に出すようになり、現在は神戸近辺に疎開しています。ご主人である友人は環境アセスメントの仕事をしながら東京近辺で生きていますが、幾分不安定な気分を持続させて福島以降を生きています。わたくしたちはあるべき日本の「故郷」を失おうとしています。
日本亡命市民には［日本からの］［日本での］の二つの含意があります。
改めて、このコミュから発する「国民投票」への様々な模索が、姑息な国家主義へと傾斜する現在の日本国家から、国民そのものを解放する契機になるように頑張りたいと存じます。
管理人は、メキシコにおける「CENTRO DE DOCUMENTACION PARA LA PAZ」の代表、プラント通訳、元メキシコ国立自治大学講師）、副管理人は「はだかの王様」です。
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