君はエクストリームスポーツ、ノーアンカー釣法を知っているか?
ノーアンカートローリングでベントスを獲得するチーム・ノーアンカーの皆よ、集え!
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《チーム・ノ―アンカー誕生史》
2009年10月11日、悲劇は起きた。
カワハギ釣りのために葉山を出挺したチョコタツとけんたろうの乗るボートは順調に出発したかに見えた。
しかし、二人のボートに異常が起きる。
なんと、ボートの底にゴルフボール大の穴が空いていたのである。
沈没を始めるボートを懸命に操り帰還すると、残りの3隻も同様の状況になっていた。
船を取り替え、再出発したチョコタツとけんたろうのボートには先程のような異常も無かったかのように思われた。
しかし、本当の悲劇が二人を襲ったのである。
なんと、二人の乗るボートが他のボートより圧倒的早さで潮に流されていたのである。
そこで始めて気づくボートの異常。
二人の乗るボートにはアンカーが無かったのである。
既に時は遅かった。
ボートは相模湾の潮流の思うままに流され、ボートを漕ぐチョコタツを翻弄した。
ボートは一カ所に留まらないので釣りにならない。
そして、更なる悲劇が起こされる。
なんと、けんたろうの顔が真っ青だったのだ。
そう、けんたろうは相模湾の潮流に敗れ、船酔いを起こしてしまったのである。
船酔いを起こしたけんたろうを救う為にチョコタツは全力で船を波の少ない岸近くまでボートを移動させるべく力を振り絞りボートを漕いだ。
しかし、そんなチョコタツにも相模湾は牙を剥いた。
チョコタツは安全地帯に到達したと同時に力尽きたのである。
力尽き、ボートに横たわるチョコタツ。
漕ぎ手を失ったボートは漂流し、いつしか海岸近くの砂場まで流されていた。
体力を回復させたけんたろうは抗い、釣りを継続するが、完全な砂地ではカワハギはかすりもしない。
そんな時、朦朧とする意識の中、チョコタツはこう言ったのである。
「投げ釣り…、投げ釣りを…。ここならシロギスが釣れるかもしれん…。抗うんだ…。」
けんたろうはチョコタツの言葉を受け、シロギス狙いで釣りをする。
すると、奇跡は起きたのだ。
けんたろうが良型のシロギスを釣り上げたのである。
ノーアンカートローリング釣法誕生の瞬間である。
最後に一矢報いた二人であったが、帰還時に彼らを絶望へと陥れる悲劇が待っていた。
なんと、接岸寸前にボート内への波の侵入という手痛い追い撃ちを受けてしまったのである。
結局壊滅的打撃を受けただけで終ったボート釣りに二人は復讐を誓った。
チーム・ノーアンカー誕生の瞬間である。
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※チーム・ノ―アンカー誕生史についてもっと知りたい人は釣り研ノートvol.48を参照してください。
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