――――Kaori。
それは日本が生んだ奇跡。
いまや彼女の活動区域は全国に及んでいる。
関西弁を巧みに駆使し、近年では標準語をマスター。
さらには、一般人には奇声、ないしはうなり声にしか聞こえないと言われている『Kaori第三言語』も存在することが研究によって明らかにされているが、その解読はいまだされていない。
また、彼女の声はアマゾンでさえずるオウムのごとく響く。
そののびやかさと強さを兼ね備えた彼女の一声で日本アルプスは雪崩を引き起こし、たちまち麓一帯を飲み込んでいく。
そうして消えた街は数知れず、それらを『the cities in Kaori's stomach(Kaoriの腹中の街々)』と呼ばれる。
抜群のスタイルを持つ彼女は、それだけではまだ飽きたらず7cmのヒールを有する靴を履く。
その足音は彼女の声同様響くため、ときにその足音は緊急時のサイレンとして使われる。
現在、『鬼に金棒』という言葉にかわり『Kaoriにハイヒール』として日本では広く認識されている。
Kaoriの視力の良さは国家をゆるがすものあり、かつて彼女の実家から永田町の都庁を望遠し国家機密を透視したとして罪に問われたが彼女に悪意はなかったため不起訴となった。
このニュースを聞いた国民が政府に激怒し、この時に人々が起こした騒ぎを『ええやんか』といわれ歴史の1ページにその名を刻んだ。
また、彼女は交渉能力に優れており、彼女にかかればコピー出来ない資料はないと言われている。
一に突撃、二にどつき、三に有無を言わさずしゃべり続けるという手法で数々の資料をものにしてきた。
FBIではその交渉方法を真似ているためすべての交渉はKaoriを元にした関西弁で行われている。
年に一度Kaoriは講師としてアメリカに招かれ最新の交渉方法を提供している。
Kaoriについて言及したらここには記しきれない。
このコミュニティでは、そんなKaoriを支持する同士と共に彼女の伝説を残していきたいと思う。