吉田鶏肉本舗【ヨシダチキンホンポ】
其ノ昔、武蔵野ニ鶏肉調理稼業ヲ極メルベク日夜心血ヲ注グ男有リ。
名ヲ吉田ト謂フ。
男、世ノ民ニ極上ノ鶏肉ヲ供シタク思ヒ
邪惡鶏肉【ジャ-クチキン】ヲ皆伝スベク、時ノ食都「京」ヘ赴キ
鶏肉【チキン】ヲ学ブ…。
吉田鶏肉本舗【ヨシダチキンホンポ】は創始者吉田和兵衞の血の滲むような努力により開発された、独自のスパイス&ハーブの配合、揉み、熟成、焼きに至る全ての工程を絶妙な加減で調理したものを主に盛り場で販売し、当時の江戸の民衆に絶大な支持を受けました。
ルーツは邪魔威華【ジャマイカ】発祥の邪惡鶏肉【ジャークチキン】であり、これを江戸風にアレンジしたものが我々が代々受け継いで現在まで継承しているもの、吉田鶏肉【ヨシダチキン】です。門外不出のスパイス配合により得られる刺激的でダンサブルな味わいは脳に達し、酒と相まった陶酔感は舌を通し耳に抜け、身体がフワフワと浮いた様な効果を得られるといいます。
創始者の代においては民衆の間で大変な好評であったとされ、当時の資料には「夜毎吉田ノ鶏肉片手ニ酒酌ミ交ハシ、三味線聞キテハ踊リ狂フ」(民明書房「江戸“バトル食材”民俗学」より抜粋)とも記録されており、現代で言うクラブ/ライブハウスの様な盛り場には欠かすことの出来ない存在であったことと言い伝えられています。
from YOSHIDA CHICKEN CO LTD
『最早 誰にも 真似できない 味』