ドイツから帰ってきた奇跡の笛吹き男。
「権威は今、滅びた。」
Tenda Tohru
1967年 千葉県生まれ。
1988年に渡独し、ドイツ国立ミュンヘン音楽大学にて修行、
95年同大学院修了。
フライブルクフィルハーモニー期限契約団員等を務めた後、
フリーのソロ活動に入る。
その後数年間の活動内容はジャズ、現代音楽、クラシック、
日本最古の篠笛(復元)による即興演奏等多岐にわたったが、
クロスオーバーはあえてせず、
むしろ各分野の境界線を明確にすることによって、
様々な新しい試みを展開した。
近年は主にバスフルート/コントラバスフルートによる表現を探求、
独自のスタイルを編み出し、
現在はこの稀な楽器を操るジャズ/即興の演奏家として、
活動拠点のドイツと日本を往復している。
2003年から五年間、
ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学教育家コース非常勤講師を務め、
全ての楽器を対象に即興の指導にもあたった。
数年来、東北地方の千年前の遺跡から出土された、
篠笛の復元プロジェクトを行い、演奏家による研究の成果として、
音楽の現場でこの未知の楽器の紹介を続けている。
1995年 マル ウォルドロン トリオのメンバーとして、
ジーンリー(vo) とともに終戦50年平和祈念日本ツアーに参加。
<マル ウォルドロン(p) ジーン リー(vo) 天田透(fl/alt-fl)>
2004年 パリ日本文化会館ジャズフェスティバル“Jazz in Japan”にて、「山下洋輔ニューヨークトリオ」にゲスト出演。
<山下洋輔(p) セシル マクビー(b) フェローンアクラフ(dr)
仙波清彦(jp-perc) 天田透(shimizu-fl)>
2009年よりベルリン在住。
困ったときには