勝新太郎主演で幕末の土佐藩士・岡田以蔵を描いた時代劇映画「人斬り」
1969年作品 五社英雄監督・勝プロ製作です。
坂本竜馬が石原裕次郎、武市半平太が仲代達矢と豪華配役で幕末の人斬り以蔵の悲喜劇を豪快なタッチで描いています。
吉田東洋暗殺のシーンを勝新太郎演ずる以蔵が陰で見学する雨中のシーンは生々しく殺陣も素晴らしいです。
他も生々しいヤクザ映画の様な殺陣が随所にあり幕末の動乱を上手く描いています。
薩摩藩の田中新兵衛役三島由紀夫の切腹シーンは自衛隊での事件につながる感がある鬼気迫るシーンです。
大河ドラマ「龍馬伝」の以蔵も人間臭く描かれていましたが、こちらは勝新太郎らしい泥臭さがあり「人斬り」の以蔵の方が軍配があがります。
未見の方はVHS出ているのでレンタルショップで探してでも見て下さいませ<(_ _)>
フランスではDVD化し監督のインタビューも特典映像で載っている様です( ゚Д゚)
はやく日本でもDVD・ブルーレイ化してくれーっ(TvT)