所詮、私は たくさんいるうちの ひとり
そのことに気付いたとき
少しかなしくなった
そのことを目の当たりにしたとき
うまくことばにできない
もやもやした気持ちになった
嫉妬?独占欲?依存?
そんなんじゃないと思うけれど
ただ ぼくはさみしかったんだ
同姓の友達に対しても
ちょっと気になるあの人に対しても
あなたにとってぼくは
たくさんいるうちのひとりであること、
ぼくには あなたしか、きみしかいないのに
たくさんいるうちのひとりなら、
もうぼくはいなくてもいいのかな
そう思って 少し離れてみたけれど
その方が、もっともっとかなしくてさみしかった
願うは、一番の存在に。
でも、なれるわけなんてないから
静かにおそってくるさみしさに立ち向かう
ぼくの気持ちは一方通行
ずっとずっと 永遠に。