岐阜県各務原市鵜沼第一小学校教諭の浅野彰さんは 原発性胆汁性肝硬変(PBC)という難病と闘っています。10年前に医師から診断を受けて以来,検査と投薬にて管理してきましたが,近年になって病状は急速に悪化しています。なかでも深刻なのは,食道静脈瘤,肝性脳症の症状が現れていることです。食道にできた静脈瘤は,体内で破裂すると生命に関わるため,平成20年5月を初めとして,これまでに3回の除去手術をしています。
また,肝性脳症は,肝臓でアンモニアが十分に分解されず,これが脳に回ったときに起こる症状です。平成21年7月17日,1学期の終業式の朝,自宅を出ようとした浅野さんは,2度目の肝性脳症によって倒れ,このとき医師から,病状が急速に進行していること,肝臓移植よりほかに長く生きられる方法はないことを告げられました。
通常,肝臓移植には,生体肝移植と脳死肝移植の2種類があります。生体肝移植については,法律で,ドナー(提供者)が親族に限られていますが,検査の結果,浅野さんの親族の中に適合者はいませんでした。残された脳死肝移植の可能性にかけて「日本臓器移植ネットワーク」に登録し,現在もドナーが現れるのを待っています。
しかし日本国内では,移植希望登録者およそ300名に対し,昨年,実際に移植を受けることができたのはわずか7名で,実現の可能性は極めて低いといえます。海外での移植は、国内に比べ実現の可能性が高いのですが、これには莫大な費用がかかります。アメリカでの肝臓移植を実現させる為に皆様のご支援ご協力をお願いいたします。
浅野彰先生を救う会
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浅野先生のブログ
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メディア掲載記事
中日新聞 http://
毎日新聞 http://
YAHOO!JAPANニュース http://
NPO日本移植支援協会 http://