※トピックを立ててなかったために削除されたようですので再度作成しました。
やっぱり凄かった。2010年の秋季リーグ戦、故障を抱えて明治大学のスタメンから名が消えたこの男が、代打で名前がコールされた瞬間、明治スタンドは一気に沸いた。「人気者」という言葉が実に似合う明治の顔。
大阪桐蔭高校を卒業後、鳴り物入りで明治大学に入学。
09年春、ファーストの定位置を獲得し、打率も3割超でベストナイン(一塁手)を獲得。
その打撃力にも注目が集まるが、同時に、大阪人としてのキャラクターにも注目が集まる。
豪打でチームを牽引し、言葉でチームの士気を高める。
09年の春季リーグ戦の試合後、バスが出発する寸前に窓から「明日も俺が打って勝つ!」と雄叫びをあげるも、4年生から「やり過ぎじゃないか?(笑)」と苦言を呈されたという理由でバス出発前のパフォーマンスを封印。
後にこの件について謝敷選手は「竜さん(1学年上の越智選手)が『やれ!やれ!』と唆すのでやったのに竜さんに『お前、アレはやり過ぎやろ(笑)』と言われたので自粛するようになった」と説明している。
しかし、チーム状況が良い時に見せる明治のバスパフォーマンスは梅田先輩のDNAを引き、今では謝敷選手から上本選手へと着々と受け継がれている。
大阪育ちの陽気な大砲が笑顔の裏に隠した並々ならぬ闘志。
多くの人達が「プロ向き」と評すその打撃センス。一見、打率が上がらず調子が悪いように見えても本人は「調子はむしろ良いです。自分としては飛んだところが悪いだけ、という感じ。全然気にしてません」と余裕の表情。
ラストイヤーとなった2010年の春季リーグ戦ではまさかの右打席も披露。(結果はレフトフェンス直撃の安打)
今後の野球人生について「これからは両打ちで、そしてもう1回セカンドでやっていく!」と語り「僕は全打席バントでもいい。本音を言えば僕は決める男ではなくチャンスメイクに徹しなければいけない男。これからは1番や2番を打てるようになっていきたい!」と今後の自分の方向性をこのように示唆した。
この男の将来が楽しみでならない。
※某野球部OB先輩談
「謝敷の秋の慶應戦でのバックスクリーン横へのホームランはごっついね!!あそこまで飛ばすなんて謝敷はやっぱり凄いね!『これぞ主砲』って感じのホームランだったね!!」