遠い昔、遥かな銀河系で男達の友情が芽生えた。
海の家痴漢という一つの作品に導かれ、
彼らは今ここに居る。
彼は悩んでいた、自分の趣向が他者と交わる事が出来るのかを、
それでも、制作を彼は続けた、
それはまるで、永遠に開催される事のない試合に向けて
トスバッティングをするかのように。
その最中、2009年1月激震が走った、コタツをかこんで。
海の家痴漢とタイトルでうたっておきながら、レイプを繰り返す
作品の話が耳に聞こえて来た。
すぐにピンときた。
でも、すぐには信じられなかった。
何故なら、目の前で突然試合が始まったからだ。
薄々は気がついていた、このトスバッティングに意味はないっと、
しかし、ついにトスで鍛えたバッティングが火を噴く時が訪れたのだ。
ようやく理解出来たと同時に、バッターボックスに立ち、
海の家痴漢の話を始めた。
迷いや疑いは無かった、もう自分は独りでは無い
熱いエロスによって固く結ばれた桃園の誓い、もとい須川の誓い。
誰が思ったろう、群馬県新治村に3人もジェダイの騎士がいたことを、
ダークサイドならぬ、ピンクサイドに身を置いている事に
目を瞑れば、こんなに素晴らしい事はなかろう。
彼は思った、今こそ拳を上げねばいつ上げる!
この期を逃したらマンハッタン計画は日の光を浴びる事が出来まい。
アルプススタンドは「ドカンっと一発チャチャ」と大盛り上がり
やるなら今しかねぇ。
このメンツでなければ、やりたくねぇ!
彼は、やや高めに浮いたストレートに思いっきりバットを振った。
マンハッタン計画の始まりである。
困ったときには