喪に服する人たちの<祈り>を描いた『好き好き大好き超愛してる。』の作者舞城王太郎の贈るファミリーロマンス『ビッチマグネット』。それは、一人の破天荒な少女が一編の物語を書き上げるまでの小さなお話。その底には、暖かくも哀しげで、ドタバタと砂埃をあげながらも、読む者に染み入る静かな優しさが流れている。
――私の中に物語がある。それは全体ではない。始まりだけだ。でも、きっと最後まで書けるはずだと思う。
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歴史 記憶 想像 思い込み 願い 祈り 連想 想像 つまりは肉と物語
『好き好き大好き超愛してる。』……第131回芥川賞候補作、2009大学読書人大賞受賞
『ビッチマグネット』……第142回芥川賞ノミネート
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