吉田義男ではない。
マット・マートンでもない。
そう、吉田マートン。
*マット・マートン
(Matthew Henry Murton, 1981年10月3日 -)は、阪神タイガースに所属するプロ野球選手(外野手)。
アメリカ合衆国フロリダ州フォートローダーデール出身。
2004年、4チームが絡むトレードにより、ボストン・レッドソックスからノマー・ガルシアパーラとともにカブスへ移籍した。
レッドソックスファンから、「ノマーを放出したのもかなり痛いが、マートンを放出したのも痛い」と言われるほど、当時から期待の高い選手だった。
2005年7月8日にメジャーデビューを果たすと、年間で7本塁打を含む華々しい活躍を見せた。
2006年は開幕試合から先発し、8月3日には4打席4安打(4二塁打)5打点の1試合最多二塁打記録を樹立。
カブスでは人気選手の一人となり、スタジアム内にはマートンの特徴である赤毛の髪を付けているファンが多く現れた。
2007年にアルフォンソ・ソリアーノ、クリフ・フロイドがカブスにFA移籍。
レギュラー争いに敗れたマートンは次第にメジャーでの出場機会を失っていき、マイナー落ちも経験した。
2008年はマイナーリーグで過ごす日々が続き、7月にマートンを含む4選手はリッチ・ハーデンとチャド・ゴダーンとのトレードでアスレチックスへ移籍したが、アスレッチクスでも9試合で30打数3安打と結果を残すことができなかった。
2009年2月4日、コーリー・ウィンバーリーとのトレードでコロラド・ロッキーズに移籍。
この年はメジャー26試合出場で打率.250、本塁打1本だった。
同年オフ、外野手の強化を求めていた阪神が、駐米スカウトアンディ・シーツの「マートンの確実性のある打撃スタイルは日本向き」という強い推薦もあって獲得に動き、12月7日にロッキーズから保有権が譲渡された後、12月12日に阪神入団が発表された。
契約金5,000万円・年俸1億円の2年契約で、2年目は球団側に選択権がある。
本職は左翼手だが、右翼手や中堅手も守ることができる。シュアな打撃が持ち味で、率を残すことができる。メジャーでも一時期はレギュラーになった実績のほか、3Aでも安定した成績を残している。
貿易はあまり得意ではない。
マット義男 http://