宇都宮大学、ちゅう食研究会です。
ちゅう食のちゅうは昼・・・な訳ないですね。
現在、食文化で注目されているものをさらに発展させていく、『注目の食文化研究会』・・・なんて訳でもないです。
まぁ結構それは間違いではありませんが。
今注目されている食材、そして『ちゅう』といったら・・・
あれしかないですね!
そう虫です。
虫食研究会といっても、虫ばかりではありません。
植物も挑戦しています。
いつかは現在問題になっているシカやイノシシなどにも手を出したいと思います。
会の一番の目的は
『自然の中で生き抜く力を身に付ける。また、その技術を発信する。』です。
現代人は豊かな暮らしに浸りすぎてしまい、アレルギー、生活習慣病などの問題が生じています。
そこで、今後は自然と共存した生き方を考える必要があるともいます。
また、食料問題が拡大する現在、日本でいつ食べ物がなくなるか分かりません。
食べ物が手に入らなくなったときのために、自然の中で生きる力を新たな食文化の創出につなげて行きたいと思っております。
二つ目の目的として、
『食文化の探求』を挙げています。
「自然の中で一人で生きていく力を身に付ける」ために、古い文化にも目を向け、食への固定観念をなくし、新しい食材も積極的に取り入れ、柔軟な発想で、新たな食文化と食のあり方を探究します。
上記二つの活動目的より、ちゅう食研究会には、『食文化のフロンティアたれ』というスローガンがあります。
現在、地球温暖化や生物多様性の破壊などさまざまな自然破壊が起きています。そんな中、自然がいつまでも、私たちに同じように恵みを与えてくれるでしょうか?このスローガンには、創出した食文化の改善を惜しまず、よりよいものを常に目指すていく、という意味が込められています。この考えを元に、ちゅう食研究会は変動する環境や社会に適応できるよう努力していきます。
そして、地域に新たな食文化の提案を行い社会貢献をしていきます。
虫の利点
・丸々一匹食べられる。
牛や豚を丸々一匹食べるのは大変です。どうしても食べるのは一部の肉だけになってしまいす。
なので、どうしても栄養分が偏ってしまいます。ですが、虫なら一匹すべてを簡単に食べることがで
き、バランスよく、生命に必要な栄養を摂ることができるのです。
・人と食べ物の競合がない
家畜を飼い、肉を生産し利益を得るには、大量の穀物が必要になります。ですが、虫は穀物などで
はなく、人が食料として利用できないものを使い、なおかつ効率的に生産することが可能です。
・条件不利地域でも生産できる
虫は乾燥地帯など作物を育てにくい土地でも、その土地に自生する植物などを利用し、生産するこ
とができます。
野草(雑草)の利点
・簡単に手に入る
畑、公園、空き地いたるところに食べることのできる植物が生育しています。植物は場所さえ覚えて
いればいつでも簡単に、新鮮なものを手に入れることができます。
・土地を有効に利用できる
現在、日本農業は衰退傾向にあります。そんな中、野草(雑草)は空いた土地を利用し、そして手間
をかけなくても食物を提供してくれます。
このように、虫や野草には現在の日本の食文化改善の可能性が十分秘めあられています。
すでに、虫は宇宙食にも利用され、昆虫料理研究家の方による研究が行われています。
植物もものによっては他の野菜のように利用できるものがあります。
こんな素晴らしい食材を私たちは今まで見逃してきたのです。
これは勿体無いことではないでしょうか?
今後の日本のため、このような隠された資源の利用を促進していきます。
目標
将来的にはちゅう食研究会は宇大最大のサークルになります(人数で見ると現在6位)。
そして、宇都宮を餃子の町、ジャズの町、カクテルの町、そして虫食の町にする(まぁ野草とかも含め)。
さらに、新たな食文化広く発信し、自然の中で生きる力、自然と共に生きる力を普及全国に広めます。
ぜひ興味のある方はちゅう食研究会へ(宇都宮大学生以外の方もお気軽にお声をお掛け下さい)
困ったときには