数世紀の歴史を誇る、コヴェントガーデン・ロイヤルオペラハウスの第一ソロコンサートマスター(ロンドン最高地位のコンサートマスター)としてヨーロッパの音楽界に君臨するヴァスコ・ヴァッシレフ。
1970年ソフィア生まれの彼は、既に10代で世界3大ヴァイオリン・コンクール〜ロン=ティボー国際コンクール、パガニーニ国際コンクール、カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクール〜の最高位を受賞。
その後、最年少にしてロイヤルオペラハウスのコンサートマスターに就任。
現在、そのロイヤルオペラハウスの入り口には、天井まである雄大な彼の写真が飾られている。
一方では、ザ・ローリング・ストーンズのロン・ウッド、スティング、イレイジャーなどクラシック以外のジャンルのミュージシャンとのコラボレーションも成功させ、アーティストとしての幅を着実に広げ続けている。
また、世界中で有名な賞を受賞しているミュージシャンで結成されたインストゥルメンタル・グループや、スーパー・ガールズ・オーケストラのアコースティック・ディレクター&リーダーを務め、クラシックとポップスを融合させた新しいジャンルのエンターテイメント・ショーを披露。
ロイヤル・アルバート・ホールでは、指揮者として見事なイギリス・デビューを果たした。
近年、ロイヤルオペラハウスのクリエイティヴ・プロデューサーに就任。
現在、中国を第二の拠点として活躍する枯れ葉、新しいテレビプロジェクトや劇場プロジェクトも手掛けている。
加えて、祖国ブルガリアでは、プルガリア国立放送交響楽団の指揮者としてツアーやレコーディングも行い、彼のコンサートには3万人以上の観客が押し寄せる。
毎回、そのチケットは入手困難、街を歩けばたちまち多くのファンに取り囲まれてしまうほどの大人気スターである。
まさに彼こそ、今をときめく逸材、世界トップランクのマルチ・ヴァイオリニストなのである。
(2009.11月 コンサートプログラムより)
************
Vasko Vassilev (ヴァスコ・ヴァッシレフ)ホームページ
http://
困ったときには