島根県八雲町にて古代より漉かれている「出雲民芸紙」をご紹介いたします
和紙は日本の誇れる伝統文化であり、職人の魂が込められたアートであります。
「皆様に和紙を知ってもらいたい、使ってもらいたい」という思いから、コミュニティーを立ち上げました
皆さまからの投稿、心よりお待ちしております
こちらもどうぞ
和紙販売 出雲民芸紙専門店 和心工房
http://
高級和紙名刺専門店。人間国宝の和紙で名刺を作ります。和心工房
http://
2009年12月15日、名刺販売を開始しました
http://
世界で一つだけのオリジナル和紙名刺が作成していただくことができます
またこちらのコーナーでは、便箋やはがきなど各種オリジナル和紙商品も取り揃えております↓
和紙商品販売ショップ 和心工房
http://
手漉き和紙職人の魂がこめられた作品をご堪能ください
・出雲民芸紙の由来
出雲地方は、正倉院文書にも記述がのこっているように、
古くから紙の産出国でした。
しかし、画期的な発達をとげたのは江戸時代になってからです。
松江藩祖 松平直正は、郷里の越前(現福井県)から
紙すき職人の中條善左衛門を招き、
意字郡忌部村野白(現松江市乃白町)に御紙屋を設け、
紙業の発達を はかりました。
その後能義郡広瀬町祖父谷(おじだに)にも御紙屋が設けられました。
八雲村の紙すきは、祖父谷の紙すきの影響をうけ、
江戸時代の中頃から始 まったといわれています。
最盛期八雲村では、30戸くらい紙すきをしていました。(現在2戸)
八雲村でつくられる和紙を、出雲民芸紙と呼ぶようになったのは、
昭和6年頃からです。それは、昭和6年(1931年)に、
当時「民芸運動」の創始者で あった柳宗悦氏に安部榮四郎が出会い、
その後柳宗悦氏の指導をうけ、和紙づくりにはげんだことによります。
安部榮四郎は研究を重ね、伝統技術のよいところを残し、
さらに現代感覚を加え、衰退していく「出雲和紙」を「出雲民芸紙」として、
再生させました。
・出雲民芸紙の特徴
和紙の原料の持ち味を生かすということです。
楮紙は楮紙らしく、雁皮紙は雁皮紙らしく、
三椏紙は三椏紙らしくという、植物繊維の特色をうまく生かして
漉くことが心がけられております。
力強く堂々としており、男性的な魅力にあふれた紙です。
困ったときには