日本では極めて知名度の低い酒、シュナップス。
Schnaps(男性名詞)はSpirituose(女性名詞)から本来スピリッツ(ウォッカやジン等の蒸留酒)を指すドイツ語であるが、リキュールを含むアルコール度数の高い酒の総称として使われる。
特に同じドイツ語圏でもシュナップスという名称に違いがあるようで、他欧州言語ではしばしばSchnappsとも綴られる。
ブドウ、リンゴ、アプリコット、プラム、チェリー、梨、桃、カリン、ベリー系等あらゆる果物をベースに蒸留して造られる、それら蒸留酒の総称。
時には松の実や香草などを入れ風味付けされる事も。
日本人の梅酒のような感覚で各家庭で蒸留されているため、種類も様々で各家庭ごとの味がある。
食前に飲んだり、消化を助けるために食後に飲んだりするのはイタリアの蒸留酒グラッパと同じ感覚。
しかしグラッパの起源は庶民の酒でありながら、日本においては値段が庶民向けではない…。
シュナップスは家庭で蒸留して飲まれている、というのが味噌。
似た部分も多くあるが、グラッパには無くてシュナップス独特の楽しみ方がある。
ビールを飲みながら、間に胃を暖めるようにシュナップスをあおる。するとビールがまた冷たく美味くなり、シュ
ナップスとビールが互いに味を引き立て合う。
おつまみ無しでグイグイいけてしまうので、簡単に地獄に堕ちられる酒豪専用の飲み方。
管理人自身も初めて飲んだシュナップスを「ちょっと匂いがきつくて苦手…」と敬遠していたのだが、この飲み方をやってみたら大化け!最高!
ドイツビールの事を調べていくと必ず耳にするシュナップス。まだまだ未知の部分の多いシュナップス。
そんなシュナップスが好きだ!
この飲み方で目覚めた!
シュナップスには思い入れがある!
まだわからない事が多いからシュナップスのこと教えてよ!
自分でシュナップスを自家蒸留できるようになりたい!
という目的のコミュニティです。
今のところシュナップスの定義については地方によって差異があるため、書きかけです。皆さんの協力をお願いします。
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