下沖勇樹投手を応援するコミュです
菊池よ、プロでまた戦おう! 29日のドラフト会議を前に、今春センバツに出場したMAX146キロの豪腕、光星学院(青森)の下沖勇樹投手(18)=3年=が、花巻東(岩手)・菊池雄星投手(18)=3年=と再び戦いたいと意欲をみせた。12球団OKの姿勢で、25日に国内プロ入りを表明した菊池とプロの舞台でも高校時代と同じように切磋琢磨していく。
3年間しのぎを削ったライバルと、国内最高峰の舞台で再び激突したい。29日のドラフト会議を控え、下沖は菊池の存在を強く意識した。
「プロにいけるかどうか、今も不安が大きい。でもプロにいけたなら、(菊池)雄星と絶対やりたいです」
東北ナンバーワン投手の座を争ってきたライバルであり、メールでやりとりする間柄の菊池は、日本かメジャーかで進路が注目された。だが25日に日本球界入りを表明。下沖がドラフト指名されれば、来年以降も同じ舞台で戦うことになる。
下沖と菊池は練習試合で何度も投げ合っており、同世代で一番気になる存在だ。公式戦では昨秋東北大会準決勝で対戦。下沖が投げ勝ちセンバツ出場を決めた。注目度は菊池が上だが、負けるつもりはない。
「負けず嫌いな性格は坂本(現巨人)に匹敵するくらい。坂本と一緒で、私のいうことを聞きませんから」
金沢成奉監督(42)は06年に巨人からドラフト1位指名を受けた坂本勇人選手を引き合いに出し、下沖の負けん気の強さに舌を巻いた。巨人以外のセ・リーグ球団に指名されれば、偉大な先輩と対戦する可能性もある。レベルの高い先輩投手に必死に食らいつき、持ち前の負けず嫌いでレベルアップしていく。
すでに9球団が調査書を提出。指名がなかった場合は日立製作所への内定が決まっているが、「チームや(指名)順位は関係ない。いってからが勝負です」(下沖)とこだわりはない。
「野球を始めたときからずっとプロにいきたいと思っていたけど、中学で日本一になったときからプロにいくんだ、と意識が変わった。(当日は)朝からずっとドキドキしていると思います」
皆さんどんどん参加して下沖投手を応援しましょう