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ワルツ第17番ト短調大犬のワルツ

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詳細 2024年9月29日 12:17更新

beatmaniaIIDX 17 SIRIUS収録曲
「ワルツ第17番 ト短調"大犬のワルツ"」のコミュニティです。

※コミュニティタイトルは文字数制限により「"」が省略されております。

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【▼出現条件】

SIRIUSフォルダ内の楽曲を60譜面クリア。さらにSIRIUSフォルダ内全曲のN,H,A譜面を最低1つはクリア。1曲目から全てREDフォルダの楽曲を選択・クリアするとEXTRAステージに「PARALLELROTATION IIDX RED」が出現し、フォルダ内の他3曲難易度別全てに設けられた条件をクリアし鍵アイコンを付けると同フォルダ内に出現します。

※10/01/27 通常プレイが可能になりました。

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大犬のワルツ(Valse du Grande Chien)はVirkato Wakhmaninov(1873-1974)が作曲したピアノ独奏のためのワルツである。

Virkatoが飼っていた大きな犬*1が、自分の尻尾を敵だと思い込み追いかけ回し、ぐるぐるぐるぐるぐる高速回転した挙げ句バターになってしまった情景から着想を得たといわれている。*2

曲名から17曲目のワルツと思われがちだが、現時点でVirkatoが作曲したワルツはこの曲以外発見されていない。

これには、「他の16曲は生前発表されないまま、楽譜も遺言で処分された恥ずかしいものの中に紛れ込んでしまっていた」とされる説*3
「常日頃、寡作な面を揶揄されていたVirkatoが逆ギレし、浅知恵でハッタリをかました」とされる説
「そもそもVirkatoは3より大きい数が数えられなかった」*4などの説があり、現在に至るまで論が争われている。

元々、1曲の長さが長い程お得なエンターテインメントであるという「ガンガンいこうぜ派」に属していたVirkatoだったがこの頃から、当時復権しつつあった、おいしい要素を2分間に凝縮することこそ元来芸術的であったとする「じかんだいじに派」へと傾倒していく。

この楽曲においてその傾倒は顕著で、作曲段階で3分近い演奏時間が必要とされたところを、初級用・中級用・上級用にそれぞれ分配した上で、2分に収まるようテンポを調整したとの記録が残されている。*5
テンポが上がりすぎた結果、もはや円舞曲としての役割は果たせず*6、むしろスケルツォに近い曲調となったが、当のVirkatoはその点を指摘される度、「あれはワルツである。だってワルツじゃないと元ネタわかんないし!」と涙ながらに主張し続けたという。

どうでもいいよ。

[解説:渡辺(旧姓:小林)健二]

*1 一説には体長57メートル、体重550トンとも。巨体がうなって空を飛んだとの伝承も残るが、それはもはや犬ではない。

*2 Virkatoは故事にならい、バターを使ってホットケーキを焼くことをワイフに提案したが、「いやあよ、地面にこぼれてたバターなんて!」と一蹴された。そりゃそうだ。

*3 晩年のVirkatoは「自身の死と同時にHDDの中身が自動的に消去される仕組み」の研究に没頭していたがついに叶わなかった。

*4 ただし、その場合であれば「ワルツ たくさん ト短調 大犬のワルツ」となっていたはずで、この矛盾は「恥ずかしいもの」派と「ハッタリ」派の論拠となっている。

*5 でも今調べてみたらノーマル以外は普通に2分オーバーしてた。

*6 Virkato自身はこの評価に納得できず「踊ろうと思えば踊れないことはない!」と、バックに弟子を従えこの曲にあわせパラパラを踊ったという。のちの「She is my wife」である。

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