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ホログラフ宇宙論・膜宇宙論

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詳細 2024年1月10日 07:36更新

【量子テレポーテーションが起こす宇宙観の転換】

下記URLに「著者不明」の「怪文書」が有ります。この文章には驚くべき事が書いてあります。(但し、英語)是非、英語ができる人は読んでみて下さい。

http://www.earthportals.com/hologram.html

The Universe as a Hologram:ホログラフの宇宙
Author unknown:著者不明
Does Objective Reality Exist, or is the Universe a Phantasm?
:”客観的現実は存在するのか、それとも宇宙は幻影なのか?”

と言うショッキングなタイトルで「量子テレポーテーション」を物理学者David Bohmはどのように解釈したか、が書かれています。概略は
−−−−
1982年パリの大学で、物理学者Alain Aspect率いる研究チームが、20世紀で最も重要な結果をもたらすかもしれない実験をした。研究チームは、電子のような原子を構成する粒子が、ある条件下で、粒子相互の距離が10フィートでも10億マイルでも関係なく、直ちに影響を与えあうことを明らかにした。

それぞれの粒子は、何らかの手段で他の粒子がどのような状態にあるかを常に把握している。これはアインシュタインの「いかなるものも光より速くは伝わらない」を侵害する。光より速く伝わることは、時間の壁を破ることに等しい。
手の込んだ反証を提示し反論した科学者たちもいたが、デビット・ボームなどの科学者たちはこの発見に対しもっとラジカルな説明をした。

David Bohmは、Aspectの発見を踏まえ、客観的現実は存在せず、その明らかな実体性にかかわらず、宇宙の本質は幻影であり、途方も無く巨大で微に入り細に穿ったホログラフだと・・・この驚くべき主張を理解するには、少しばかりホログラフについて知る必要がある。

ホログラフは、レーザーによって作られた三次元の写真である。ホログラフを撮影するには、まずその物体にレーザー光線を当てなくては成らない。そして次に、そのレーザー光が物体に当たって反射散乱した光と、乱れのないレーザー光を同じフィルム上に露光する。このとき二つのレーザー光は波の干渉が生じ、干渉縞の模様がフィルムに記録される。出来上がったフィルムには無意味な明暗の渦のように見えるが、別のレーザー光線を照射すると、元の物体の三次元映像が(フィルム上に)立ち現れる。そしてその立体性だけがホログラフの驚くべき特徴ではない。もしホログラフが半分に裁断されても、またレーザー光線を照射すれば、両方ともに全体のイメージをまだ含んでいるのである。たとえ、その半分同士がさらに裁断されても、またそれぞれの小片は、小さいけれども全く無傷な全体のイメージを含んでいる。普通の写真とは違い、ホログラフは全ての部分が全体の情報を含んでいる。

 西洋の科学はその歴史の大半で、物理的現象を理解するにはその対象がカエルであれ原子であれ「それを構成要素に分解」し、それぞれの「要素を研究することが最適である」という姿勢をとってきた。
しかし、ホログラフは「宇宙にはこの手法が役に立たない出来事も存在する」可能性を示唆している。もしホログラフのように「ある対象の構成要素を取り出せば、我々は対象の小さな断片ではなく、小さな対象全体を得る」ことになる。
この洞察はBohmに新しい発見についての「新しい解釈」に導いた。
Bohmは「素粒子がその相互の距離に無関係に、互いに連絡を取り合続けられる」のは、粒子が何らかの奇妙な信号をやりとりしているからではなく「粒子間の距離そのものが実は存在しない」からだと信じた。
彼は「この世界のある深層においては、それぞれの粒子は独立した実体ではなくより基本的な同じ実体である」と・・・
これは一体どう言うことか??ボームは普通の人にも解りやすいように、次のような「たとえ話」をしています。( )は私が補足

−−−−
一匹の魚が入った水槽を想像してください。そして(次元の違う世界のように)
その水槽に関する情報は直接得ることは出来ず、水槽の正面と側面に取り付けられた二台のテレビカメラからしか知りえないと仮定ください。
二つのモニターを見ていると、各々のモニターに映った魚は別々の実体のように感じるかもしれません。曲がりなりにも、二台のカメラが違うアングルで撮影しているので、二つの映像はわずかに食い違うでしょう。
しかし、二匹の魚を観察し続けて居れば、いつか二匹の動きにある種の関連性が存在することに気づくはずです。片方の魚が方向転換すると、もう一方の魚もそれに対応した動きをし、片方の魚が正面を向くと、もう一方の魚はそっぽを向きます。
もしあなたが水槽そのものを見ることが出来なければ、この二つのモニターに映った魚は、何らかの手段で通信していると考えるかもしれません。しかしそれは明らかに間違いなのです。
−−−−
これこそがAspectの実験において、素粒子間に起こっている現象なのだと言う。

Bohmによれば、明らかに光速を超えた素粒子間の連絡は、我々が認知していない、前の水槽のような、我々を超越した次元が、より深いレベルの現実として存在していることを示唆している。
我々が素粒子のようなものをそれぞれ隔絶された実体とみなしているのは、我々が現実の一側面しか観察していないからだと付け加える。
 エンタングルした粒子は離れ離れの「部分」ではなく、究極的にはより深い次元に横たわる、ホログラフのような不可分な一つの統一体なのである。

物理世界のあらゆる実体は、このような「幻影」によって構成されている為、宇宙はそれ自体が映写されたものであって、ホログラフなのである。
−−−−

この理論に対して、車椅子の科学者ホーキングは

この理論、ホログラフィ宇宙論について、これが本当なら、「我々は2次元の膜上の住民で、この宇宙に存在するのは影絵役者と言う事になる」と・・・


ホーキングは最新の宇宙論である「膜(まく)宇宙論」についての最新研究を発表。この理論は20世紀物理学の夢であった“重力と電磁気力の動きを統一化する”究極の理論構築を目指すものである。この理論では、日常我々が認知している3次元の世界が、ひとつの膜の中に存在するとし、その他の複数の次元が、膜のまわりに超微小の大きさで丸まっている、と考える。
そして同様の多次元空間に浮かぶ膜宇宙をリサ・ランドール博士も提唱している。
ホーキングはさらに“ホログラムの原理”を導入し、「膜宇宙論」の数学的な解析に成功したとした。

 ジュネーブでは巨大加速器の実験準備が進められ、異次元の存在が確認されようとしている。超ヒモ理論が予言する11次元の世界はどのような世界であり、この宇宙はその時空間でどのように存在しているのだろうか。その中の生命とは?
まるで釈迦が言ったような「無」の世界が横たわっているのだろうか。

そして「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
思うままに、問い掛け、学び、語り合いましょう。

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開設日
2009年10月23日

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カテゴリ
学問、研究
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