福岡県久留米市のあけぼの商店街と、久留米市を貫いて流れる筑後川の「ほとり」で生まれたというプロレスラーつぼ原人(フリー)。一見何ら関係のないように見える商店街と原人が「大衆娯楽」をキーワードに2009年、タッグを組んだ。生まれおちたのは、元気をなくした街に笑顔を取り戻すという「親子3世代で楽しむ くるめ『ふる里プロレス』」。フレッド・ブラッシーVSグレート東郷のような眉をひそめ、じじばばが卒倒するリングはなし。半世紀前にモノクロテレビの中の力道山に拍手したように、子どもからお年寄りまでが、鍛え抜かれた技に驚き、コミカルな動きに腹を抱えるリングだ。
09年5月の旗揚げ戦では、おやじギャグさながらに第64代横綱の曙(あけぼの)を招聘。九州プロレスや大分AMW(当時、現・大分プロレス)のレスラーも参加し、久留米市の中心商店街内にある久留米六角堂広場を埋め尽くした(※順不同参加レスラー:つぼ原人、曙、阿蘇山、稔、炎!修市、日高郁人、HIDAKA、博多“山笠”純二、ジ・アッチィー、怪人魚魚with島田工作員、白波佑助、大陽軒)。
第2戦は同じ年の10月。世界最大のプロレス団体WWEで活躍し、プロレス版メジャーリーガーと呼ばれたTAJIRI(当時ハッスル)に加え、2回連続出場となった稔(田中稔、フリー)や日高郁人(ゼロワン)がリングに。さらに女子プロからは紫雷美央・イオ姉妹、木村響子、山縣優などが参加し、「足4の字」や「毒霧」を繰り出し、会場を沸かせた(※同:つぼ原人、稔、テキサス荒法師“博多山笠”純二、TAJIRI、日高郁人、木村響子、紫雷イオ、紫雷美央、山縣優、阿蘇山、宮崎有妃、勇気彩、ジ・アッチィ−、あけぼの仮面、炎!修市、白波祐助)。
2010年5月15日にはディック東郷ら豪華♂レスラーに加え、紫雷姉妹、大畠美咲など女子レスも招いて第3戦を展開するなど完全に定着化(全メンバーは後日掲載します)。ただ、来場者が初回並みの500人規模となるなど、頭打ちの気配もあり、「まちなか大衆プロレス」となるための脱皮も求められるなど課題も残した。
ただ、この月には、11店舗が被災した福岡市博多の上川端商店街の焼け跡に特設リングを設置し「復興のふる里プロレス」を展開するなど、初の出張ふる里プロレスも行うなど活動のウイングを広げた。さらに、その後、久留米市の中心商店街で起きた火災(原因は警察が捜査中)を機に、近くの一番街商店街が主催者となり、「史上初となる」(つぼ原人談)アーケード内での「復興のふる里プロレス」開催(2010年7月3日)という動きに発展している。
商店街にリングに笑顔を取り戻せるのか。商店街と原人の動きを勝手にウオッチする。 (2010年7月3日未明に最終更新)
☆あけぼの商店街振興組合(福岡県久留米市)
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☆ふる里プロレス
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○大分プロレス(第1〜3回大会参戦)
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○九州プロレス(同)
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○みちのくプロレス(第3回大会参戦)
◎異色タッグの連載をする地元紙・西日本新聞社
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【ふるプロレスラー】(無断紹介、順不同)
★格闘技レフェリー 島田裕二のいきなりジャッジメント!(第1、3回大会)
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★稔はじめました。(第1〜3回大会)
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★日高郁人の飛んで打って書くブログ(同)
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★九州プロレス?一番山?田中純二のくいしん坊万々歳!(第1〜2回大会)
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★純情喫茶白波(第1〜3回大会)
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★バリカラ☆青春日記(めんたい☆キッド)(…。)
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★ジ・アッチィーの漢気スピリッツ(第1〜3回大会、3回はケガ欠場)
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☆キムラロック!(第2〜3回大会)
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☆紫雷姉妹のイオ・美央−こうかんにっき−(同)
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☆山縣優日記/山縣優の【優YOU自適】(第2回大会)
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☆宮崎有妃のお部屋(同)
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★ディック東郷の夜霧よ今夜もありがとう(第3回大会)
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★マッチョ★パンプBLOG(同)
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★AODC〜Blog〜(同)
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☆大畠美咲の「元・引きこもりだけどレスラーです」
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☆松本浩代の破壊日記
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