Akane Liv(Vo), Tatsuya Nishiwaki(Key), Youichi”HEESEY”Hirose(B), Kozo Suganuma(Ds), Akitoshi Kuroda(G)
【Akane Liv profile】ポーランド系スウェーデン人の父と、韓国系日本人の母の元、スウェーデン イェーテボリで生まれる。宝塚に首席入学し、卒業後、数多くの舞台で活躍する。活動の場を広げる為、退団後の03年シェイクスピアと声楽を学ぶ為に渡英。04年ロンドンで行われるクラシックの若きソリストが集うBeckenham Festivalにて“SINGER OF THE YEAR”を受賞し、世界的に大きな注目を集める。このイギリス留学時に大きな転機となる音楽と出会う。QUEENのフレディ・マーキュリーの生涯をモチーフにした舞台「WE WILL ROCK YOU」である。人種も性別も年齢も入り乱れた歌声を耳にし、学んできた音楽と全く違う音の世界に鳥肌が立つほどの魅力を感じ「自分の“心”を表現する音楽をやりたい。」と強く抱くようになる。飛行場に向かうタクシーの中で、偶然NIGHTWISHの「THE PHANTOM OF THE OPERA」を耳にする。男性的なギターサウンドにシンフォニックなストリングス・サウンド、そして女性の持つしなやかさと強さ、艶やかさをそなえた声とのハーモニーはまさに自らが思い描いていた理想の表現であった。「日本から世界にむけ、発信したい」という思いを胸にLIV MOONのシンフォニックメタルの世界を構築することになる。
縦横無尽に行き来する4オクターヴの透き通る歌声。本格派クラシカル・ソプラノヴォイスと、スパークするスクリーミング・ヴォイス。その歌声をヴィヴィッドに浮き上がらせるシンフォニックでヘヴィネスなバンドサウンドも非常に魅力的である。エクストリームな“美女と野獣たち”の世界観を堪能してほしい