「大和乙女画家」、撫子凛(なでしこ・りん)さんを応援し、情報交換などをしたいと思い、このコミュを作りました。
まずは撫子さんのご経歴、これまでの主なお仕事などをご紹介します。
撫子凛(なでしこ・りん)/大和乙女画家
みなさまには「大和乙女画家」という言葉が目新しいことと思いますが、撫子さんが表現しようとしているテーマは、ご本人によれば、次のようなものになります(ホームページより)。
「日本の芸術・文化をこよなく愛し、私を育んだこの風土と花鳥風月に感謝しながら日々生きております。
私の作品は、乙女が主役です。
おんなの内面に潜む強さを、
艶やかにかつ官能的に表現したいのです。
聡明で毅然としている おんなは美しい」
↓撫子さんの製作姿勢については、以下にご紹介するインタビューもお読みいただければと思います。
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撫子さんの作品は、こうしたテーマに貫かれていながらも、いわゆる「テーマの押しつけがましさ」が全く感じられません。
あくまで管理人の主観的・個人的な印象になりますが、撫子さんの作品では、「古き良きものと新しい生命力の融合」が見事に果たされていると思います。
「古き良きもの」は、例えば浮世絵が持つ構図、色彩。
「新しい生命力」は、例えば作品の中で躍動する乙女たち。
撫子さんの作品は、古くて良い「日本文化」を正しく後世に継承せんとしつつ、それのみにとどまらず、21世紀ならではの「乙女たちの生命感」にも力点を置き、つまりは日本の伝統に根ざした上での全く新しい、言わば「21世紀の浮世絵」を生み出そうとするものではないでしょうか・・・
ちなみに、トップ画像は、「富嶽乙女楽団」という2007年の作品で、ご覧のとおり、浮世絵風の背景にギャルバンドがおそらく爆音を鳴らしているであろう姿が描かれており、まさに「新しい浮世絵」「毅然としたおんなの美しさ」を表現している作品だと思います。管理人の個人的趣味で恐縮ですが、大好きな作品の一つです。
撫子凛さんの作品は、この「富嶽乙女楽団」のほかにも、ロック・スピリットが感じられるものが多く、音楽好き、バンド好きな方にもぜひ一度はご覧になっていただきたいと思います。
略歴
千葉県出身 12月15日生まれ
2006年から、OLをするかたわらアーティスト・イラストレーターとして活動を開始。
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●2006.5 東京アートコレクション ART INDEPENDENT CONTEST 入選(東京ビッグサイト)
●2006.5 山際マリ個展&コラボレーション展“Taboo…異常も、以下もない”(ギャラリー青城/仙台)
●2006.6 現代絵画公募展 第33回青枢展 優秀賞(東京都美術館 /上野)
●2006.10 P40号展 (東京交通会館ゴールドサロン/有楽町)
●2006.11 オリジナル年賀ハガキ EXHIBITION(GSF/茅場町)
●2006.12 デザイン・フェスタ vol:24(東京ビッグサイト)
●2007.2 グループ展 Modern Art Exhibition ( i : )(東京芸術劇場・地下1階展示室2/池袋)
●2007.9 現代絵画公募展 第34回青枢展 青枢奨励賞(東京都美術館 /上野)
●2007.11 デザイン・フェスタ vol:26(東京ビッグサイト)
●2008.4 PM40号展 (東京交通会館ゴールドサロン/有楽町)
●2008.5 デザイン・フェスタ vol:27(東京ビッグサイト)
●2008.6 トーキョーワンダーウォール公募2008 入選 作品展(東京都現代美術館/木場)
●2008.6 グループ展 Modern Art Exhibition ( i : ) vol.2(東京芸術劇場・地下1階展示室2/池袋)
●2008.8 COMITIA85 (東京ビッグサイト)
●2008.11 デザイン・フェスタ vol:28(東京ビッグサイト)
●2009.3 留学のため渡仏
●2009.8 グループ展 向島アート展2009 (東京/東向島)
●2010.1 仏蘭西から帰国。アーティスト・イラストレーターとしてフリーラ ンスになる
本格的に活動開始
●2010.2〜6 グループ展 「猫ノ日」展(東京/向島)
●2010.5 デザイン・フェスタ vol.31(東京ビッグサイト)
●2010.7.6〜7.19 初個展「骨と音楽」(下北沢 GAoh!)
●2010.7.27〜8.10 グループ展 「ガーリー2010」(川崎市市民ミュージアム)
●2010.9.13〜9.26 グループ展 向島アート展2010 (東京/東向島)
●2011.4.18〜4.30 個展「凜派展」(東京/日本橋)
●2011.9.21〜25 宮鼓撫子二人展「秋津國」(東京/文京区)
●2012.2.20〜3.3 個展「「乙・闘・女"O-TO-ME"(オトメ)」(東京/日本橋)
●2012.8.18〜8.19 撫子凛 個展 in Akihabara(Rin Nadeshico Solo Show)(東京/秋葉原)
主なお仕事
●2007.10 雑誌『MdN』11月号 llustrator Art Worksの記事担当
●2008.2 雑誌『MdN』3月号 ARTIST FILE掲載
●2008.6 針谷卓史著 講談社BOX『花散里』装画担当
●2008.7 ISOT(国際文具・紙製品展)2008 (株)オムロプリント【広告材料発見市場】ブース参加 クリカレ展示、ライブペイント等
●2008.8 雑誌『MdN』9月号「イラスト表現の画法を極める!」1ページ担当
●2008.10 (株)オムロプリント【広告材料発見市場】みらい長崎ココウォークカレンダーイラスト1点
●2008.10 針谷卓史著 講談社BOX『針谷の短篇集』装画担当
●2008.10 講談社BOX パンドラ Vol.2 SIDE-A 『パンドラの箱』掲載
●2008.11 (株)オムロプリント【広告材料発見市場】クリカレ採用、ハンズ、ロフト等小売店にて発売
●2008.12 講談社BOX パンドラ Vol.2 SIDE-B 針谷卓史著『恋のカーニバル』扉絵担当
●2009.1 MdN別冊ムックllustrator ザ・クリエイターズ・テクニック デザイン表現&イラスト制作のための技法集 1ページ掲載
●2009.4 講談社BOX パンドラ Vol.3 2009 SPRING『パンドラギャラリー』掲載
●2009.11 西尾維新アニメプロジェクト『化物語』
第十三話 つばさキャット其の参 エンドカード提供
●2010.3 雑誌『MdN』4月号 特集 思いのままに描き、塗り、魅せる理想のガールズ・イラストを描く方法 2ページ担当
●2010.5 iPhoneアプリ「TapMake9」デザイン、イラスト
●2012.9 集英社文庫「谷崎潤一郎フェティシズム小説集」カバーイラスト、挿絵
*撫子凛さんが表紙&挿絵を担当した書籍をご紹介します*
針谷卓史さん著
講談社BOX『花散里』
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針谷卓史さん著
講談社BOX『針谷の短篇集』
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谷崎潤一郎フェティシズム小説集
集英社文庫
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新グッズ
撫子凛さんのイラストをあしらったTシャツが出来ました!
撫子さんのファンはもちろん、ギターファン、音楽ファンにも絶好のグッズです。
まずはご覧ください。
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最新情報
わかり次第、掲載します。