ズザーネ・ラウテンバッハー(Susanne Lautenbacher, 1932年4月19日 アウクスブルク - )はドイツのヴァイオリニスト。ミュンヘンを拠点とするヴァイオリン教師で、フロイント弦楽四重奏団のリーダーであったカール・フロイントに学んだ後、ヘンリク・シェリングの薫陶を受けた。ミュンヘン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門に入賞する。
1950年代後半から1990年代初頭にかけて、数々のレーベルに協奏曲や室内楽曲の膨大な録音を残している。レパートリーは、ハインリヒ・ビーバー、ロカテッリ、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シュポーア、メンデルスゾーン、ブラームス、プフィッツナー、レーガー、バルトーク、クルト・ワイルのほか、カール・アマデウス・ハルトマンやベルント・アロイス・ツィンマーマン、ハンス・ウェルナー・ヘンツェらによる現代音楽までと幅広い [1]。
ハイルブロンのヴュルテンブルク室内管弦楽団とは数多くの演奏会をこなしてきた。アルトゥール・ダンゲルのヴァイオリンと声楽のための協奏曲《オルフェウス》や、エヴァ・ショルによるヴァイオリン協奏曲《70人体制(Septuarchie)》(1975年)など、多くの作品の初演者でもある。室内楽奏者としては、シュトゥットガルトのベラルテ・トリオやピアニストのマルティン・ガリング、ヴィオラ奏者のウルリヒ・コッホ、チェリストのマルティン・オステルタークらと共演してきた。
1965年にシュトゥットガルト音楽院の教授に任命されてから、長年にわたってヴァイオリンの指導を行なってきた。
【管理人より】
ラウエンバッハーというヴァイオリニストを知ったのは最近です。CDを整理していたら、この女流ヴァイオリニストのバッハの無伴奏ソナタ&パルティータが出てきました。
聴いてみてびっくりです。素晴らしい!!
二種類の録音があります。60年代のもの、それから70年代のもの。
二つとも素晴らしいですね。
これから、彼女の演奏のCD、いろいろ聴いてみたいと思います。