どんな事件でもこの双子におまかせ☆
ぴよっ、ぴよっ
『世界で一番大嫌い』『秋吉家シリーズ』『ひつじの涙』『V・B・ローズ』でおまじみ日高万里先生の最新作、『ベリーベリー』のコミュニティです!
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かわいい双子の事件簿、皆さんと一緒に見守っていきましょう^^
☆あらすじ
昔住んでいた町に、10年ぶりに舞い戻ってきた双子の姉妹、雪乃原くるみ・紗々姫。この町には、彼女達にとってとても忌まわしい過去がある。
高校の入学式に向かう途中、スカートの中を盗撮した男を発見。彼女たちはその男を半殺しにしたうえで交番に突き出した。その様子を、2人の男が目撃していた。この2人の男の正体は、彼女たちと同じ高校に入学する、近江歌丸と近江業平という青年であった。そのうちの片割れの歌丸は、2人のことを眼光鋭く見つめていた……。
☆登場人物
○雪乃原くるみ・紗々姫(ゆきのはら くるみ・ささひめ)
本作の主人公で、双子の姉妹。近距離であれば声を出さずにお互いの会話ができる(いわゆる、ひとつのテレパシー)。ただし他人から見れば不気味な光景なので、母親からは「人前では使うな」と止められている。二人とも運動神経が抜群で、並みの男なら簡単に蹴り倒してしまうほど強いが、場合によってはその強さに対する自信が裏目に出て、危険な事件にわざわざ首を突っ込み、恐ろしい目に遭うことも。家族は、父親(無職)・母親(小説家)・姉(派遣社員)。 顔つき・ヘアスタイルとも全く同じ(共にピンクのボブカット)で見分けは難しいが、姉のくるみはローラーブレード、妹の紗々姫はスケートボードを操る。実はくるみは幼少の時に、どえらい目にあってしまったことがある。
○近江歌丸(おうみ うたまる)
雪乃原姉妹のクラスメートの男子。クールな性格で、あらゆる物事を、冷ややかかつ生温かく、それでいて鋭くそして的確に捉えている。合気道の達人。警察官を生業としている父親がいて、そのためかくるみが幼少時に巻き込まれた事件のことも知っている。後述の業平と行動を共にしているせいか、雪乃原姉妹からは警戒されていた。雪乃原姉妹とは同じマンションの隣同士(というよりは彼の居住する部屋の隣に雪乃原家が引っ越してきた)。愛称は「歌さん」。
○近江業平(おうみ なりひら)
歌丸のいとこで、同じく雪乃原姉妹のクラスメート。親元を離れて歌丸の部屋に居候している。見かけ・性格共にかなり軟派だが、実は歌丸同様、合気道の達人。歌丸が雪乃原姉妹をかばって暴漢に刺された時、その暴漢をどつき回したこともあった。本人は雪乃原姉妹のことを気に入っているのだが、初対面時のあるいきさつが原因で、姉妹からは物凄く嫌われていた。姉妹からは「ナリナリ」と呼ばれている。
○氷上樹里(ひかみ じゅり)
雪乃原姉妹のクラスメートかつ幼少時の知り合い。顔つき・性格ともにきつい。雪乃原姉妹のテレパシー能力を知っている数少ない人物のひとり。
○冴木逸美(さえき いつみ)
雪乃原姉妹のクラスメートかつ幼少時の知り合い。穏やかな顔つきだが、姉妹がトラブルに巻き込まれた時には怒りの表情を見せることがある。樹里と同じく雪乃原姉妹のテレパシー能力を知っている。
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