カンボジア孤児支援・commune

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詳細 2018年4月10日 16:45更新: 　　内戦後１８年

　　カンボジアでは　
　　貧困　HIV／エイズ　両親の病死　虐待　地雷　などから
　
　　たくさんの子供たちが

　　孤児と呼ばれる存在になりました

　　子供たちは
　　生きるために　必死でした

　　ある子供は
　　小さな妹を連れ物乞いをしています

　　ある子供は
　　一人でひっそりと死んでいきました

　　そして
　　ある子供は

　　悪い大人に
　　連れて行かれました

　　汚い大人の欲望を
　　受け止める仕事をするためでした

　　泣いても　叫んでも

　　逃げられない恐怖と苦痛の中

　　泣くことも
　　叫ぶこともやめた子供たちは

　　笑うこともやめました

　　私たちが

　　彼らに出来ることを考えたとき

　　安心して眠る場所
　　明日の心配のいらない場所

　　彼らを抱きしめる存在に
　　なろうと思いました　

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私たちカンボジア孤児支援・commune（コミューン）は、アンコール・ワットのある街、シェムリアップに孤児施設をつくる団体です。

2009年9月より現地で施設をつくるための準備を始めます。

communeは、とても小さな団体です。
カンボジアで起こる全ての問題に今すぐ何かはできません。
でも私たちはたった一人だとしても、孤児と呼ばれる子供に安心して眠る場所をつくりたい、そして、愛される喜びを知ってほしい。

愛された記憶が生きていく上で、どれだけの糧になるかを私は知っています。

既存の施設をサポートするのではなく、自ら施設をつくることに決めたのは、
自ら子供たちに伝えたいことがあるからです。

小さいからこそ出来ること、伝えられることを大切に活動しています。

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communeの理念

「共に生きよう」
団体名である「commune」には、日本語で「共に生きよう」という意味が込められています。
共に生きることが全てで、最も大切なことであると私たちは考えます。
生きる上で大きな糧となるものは「愛されること」です。
孤児という私たちの想像を超える淋しさや悲しさを知っている子供たちに必要なことは
「支援」を越えた「愛される環境」です。
「共に生きる」ことで血の繋がりを越えた家族となりたいのです。

「みんなで共につくる」
私たちは応援して下さる方々と一緒に施設をつくり、支援をしていきます。
誰かの施設ではなく、みんなの施設であり支援だと考えています。
私たちだけでは出来ないことがたくさんあります。
この活動に関わって下さる方々の出来ることを持ち寄って、始めて出来ることがあります。
ですから、いつでも門を大きく開けて皆さまをお待ちしています。
ご自分の目でご自分の肌で、この施設を感じてほしいと思っています。

「必要な人に直接届ける」
全ての行程に関わり、本当に必要な人々に届けます。
communeとサポートを必要とする人々が直接繋がる事で、実際には届いていない・
どこかで止まっているという問題が無くなります。
透明性をどこまで追求出来るかが、支援活動においてとても大切な事だと考えています。

「応援してくれる人々の心を大切にする」
支援とは心と心の繋がりです。支援してくれたものは、誰かの手に届くまで皆さまのものだと考え、
大切に気持ちも一緒にお届けします。

「自立を目指す」
ただ与えるだけでなく、自立を目指した支援を行います。
支援を必要とする人々は大勢いて、彼等に何かを与えることはとても簡単です。
でも、与える事だけに捕われてしまうと、与えられる事に慣れ支援に頼りきることにも繋がります。
それは結果として、支援活動を行う以前より悪い状況を作ってしまったことになります。

私たちは、「共に生きる」ことで問題の向こうにいる人々を見つめ、
「自立」という確かな一歩一歩を大切に歩んでいきます。

HP:http://www.ngo-commune.org