80年代にひっそりと存在したノイズ・バンド。どういうわけか異常に知られていない……。
小長谷淳が中心となり83年に結成したノイズ・バンド、WHITE HOSPITAL("HOLOCAUST"の1曲目が最高!)が全ての始まり。解散後、他のメンバーはVASILISKを、小長谷淳はGRIMとしての活動をスタートさせる。
7インチ"AMATERASU"(1985年)での、薄気味悪い呪術の宴の如き畸形の音塊暴力。それを深化させたLP"FOLK MUSIC"(1986年)。
そして12インチ"MESSAGE"(1987年)の、どこまでもリチュアルで、底が見えないほどに不吉で不穏な、あまりに美しい、レクイエムとしてのトラッド・フォーク。この世に生を受けたというどうしようもない不幸は、このGRIMの12インチを聴かなくてはとても払拭できるものではない。ここに収められた6曲すべてを聴いてから死ね。
2009年に奇跡の再発。
再発CD"FOLK SONGS FOR AN OBSCURE RACE"は上記の3枚と、カセット音源も加えた完全盤ともいうべきモノで、人生(悪いほうに)変わること間違いなしの全人類必携盤。
THROBBING GRISTLE WHIITEHOUSE SPK NURSE WITH WOUND ORGANUM THE NEW BLOCKADERS P16.D4 S.B.O.T.H.I ESPLENDOR GEOMETRICO NON CONTROLLED BLEEDING SUTCLIFFE JUGEND CONSUMER ELECTRONICS KRANG NOCTURNAL EMISSIONS CURRENT 93 M.B.(Maurizio Bianchi) HATERS KRANG RAMLEH MERZBOW INCAPACITANTS 非常階段 ゲロゲリゲゲゲ ハナタラシ インダストリアル
困ったときには