「uakoko」ってハワイ語で虹のことです。
いつとはわからないが、これはこれから起こることの話だから、注意して聞くがいい。いずれ、将来、動物たちが姿を消しはじめるだろう。人びとはオオカミの姿も目にすることがなくなる。熊も、鷲も、見なくなるだろう。姿を消しはじめるのは、動物ばかりではないぞ。大きな木たちもまた消えてゆく。人びとは互いに争うことばかりで、愛し合うこともなくなるだろう。空にかかっていた美しい虹も色あせ、人々はもう虹を目にすることもなくなるだろう。
そして、そうなったとき、そこに一群の子供たちがあらわれる。この子供たちは動物を愛する。消えた動物たちを呼び戻すことになるだろう。この子供たちは木を愛し、もう一度大きな木を呼び戻すことになるだろう。この子供たちは人間として互いに愛し合い、もう一度人びとがみんなで互いに平和に暮らせるようになることに力を貸すことになるだろう。この子供たちは、空にかかる虹を愛する。もう一度大きな虹を大空に呼び戻してくれるだろう。だからこそわれわれインディアンたちはこの子供たちのことを「虹の戦士」と呼ぶのだ。
そこで、ひとつみんなに質問をしたい。君たちは、動物が好きかな?それとも嫌いかな?(ぼくたちは動物たちが好きです)では木はどうかな?木は好きかな、嫌いかな?(ぼくたちは木が好きです)人間はどうだ?人間は好きかな、嫌いかな?(ぼくたちは人間が好きです)では君たちは虹は好きかな、それとも嫌いかな?(ぼくたちは虹が好きです)
そうかそうか。動物が好きで、木が好きで、人が好きで、虹が好きか。それならば、君たちが、虹の戦士なのだ。虹の戦士として、勇敢に生きなくてはならない。(「虹の戦士」/翻案 北山耕平より)
年齢や地位にかかわらず、
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そんな"kids"が集まって、歌ったり、踊ったり、遊んだり、真剣に社会に向きあったりする場を創りたいと思って立ち上げました。
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