現代ガザルの語り部、ナジマ(Najma Akhtar)。
ワールドミュージック隆盛期に彗星のように現れた、インド系イギリス人アーチスト、ナジマのコミュニティです。
インド伝統の”ガザル(ウルドゥ語での詩の詠唱法)”にジャズやポップス等、西洋の現代音楽を融合させ、世界的に注目された彼女。その洗練された音楽性は、普段アジア音楽に無頓着な西洋人の耳も傾かせた、と言えると思います。
クリスチャン・ラクロワのファッション・ショーでその音楽が使用されたり、ボーイ・ジョージやスティングにレコーディングを迫られたり、と何かと話題の多かった時期がありました。
ここ日本では、作曲家の三枝成章さんが紹介をされたり、富士銀行(当時)のCF曲並びにイメージキャラクラーを務めることも…(あぁ、懐かしいっ!)
90年代にはあのロバート・プラントとジミー・ペイジによる米MTVの「NO QUARTER」アンプラグド・ライブにもゲスト参加していました。
やがて、ナジマのようなアジア系のイギリス人からは、バングラ(Bhangra)のアーチストやタルヴィン・シン(Talvin Singh)、ニティン・ソーニー(Nitin Sawhney)などの新しい世代のアーチストが出現。ナジマも負けじと”インディアン・ゴシック”と銘打った独自の新たな音楽世界を展開しています…。
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ナジマのオフィシャル・サイト;
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