アルカディアとは、1983年3月にバンダイが発売したゲーム機。
価格は19800円。
北米では「アルカディア2001」の名称で販売していた。
しかし同年7月には任天堂のファミコンをはじめとする競合機が相次いで発売されており、すぐ9800円に値下げされた。
また同社が版権を持つアニメ・漫画のタイトルをゲーム化したいわゆるキャラゲーを相次いで発売するも販売は芳しくなかった。
○ハードウエア
コントローラは同社から前年発売されたインテレビジョンのものを踏襲した豪華な仕様となっている。
同機と同様の絡まりにくいカールケーブルで接続されたテンキー付きの縦長コントローラで、さらに方向パッドはレバー付きに変更されている。
コロコロコミック1983年10月号に掲載された家庭用ゲームハードの比較記事においては、アルカディアのコントローラはファミコンを含む同年発売の6機種のコントローラの中で唯一、最高の5つ星評価を得ている。
しかし画面性能は208×128ドット・8色止まりでサウンドも単調とされ、同誌の総合評価ではファミコン・アタリ2800・SG-1000の後塵を拝していた。
○主なソフト
キャラクターゲーム以外は輸入ゲームが多く投入された。
機動戦士ガンダム
Dr.スランプ
ドラえもん
超時空要塞マクロス
サイドアタック
スペースバルチャー
ミサイルウォー
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